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八重垣神社と出雲門前、出西窯 [旅行]

八重垣神社は松江市佐草町にあります。
昔から女性に人気があるようなのですがこの日もたくさんの方が参拝されていました。
八重垣1.jpg
中では結婚式の真っ最中。
八重垣2.jpg

境内にこんな碑。
八重垣石碑.jpg

こんな椿の木。
八重垣夫婦椿 乙女.jpg

社殿の奥の階段を下りていくと、しめ縄が張られた杜がありその奥に有名な鏡の池が。
鏡の池.jpg

鏡の池看板.jpg
しばらく見ていましたが、やはり比較的早く沈む紙やず~っと浮かんでいる紙などいろいろあるようです。

近くにこんな椿。
八重垣夫婦椿子宝.jpg

子宝ズーム.jpg

近くに、こんな看板もありました。
  古代結婚式発祥の地.jpg

今回の旅では出雲大社にも行っているのですが何度も行っているので出雲大社は門前の様子だけ。
出雲大社の門前は前回行った時には工事をしていたのですが今回行ってみると、道路がきれいになり「ご縁横町」という場所が出来ていました。
出雲大社門前.JPG
奥に見えるのが出雲大社になります。
そのすぐ左の門前に「ご縁横町」があります。
ほんの数メートルの小さな横町です。

小.jpg

ご縁横丁1小.jpg

こんなグッズが。
ご縁横丁4小.jpg

そして出雲では以前から気になっていた「出西窯」へ行きました。
「出西窯」は斐川町出西にあります。
出西窯3.jpg
出西窯1.jpg

こちらではお友達にお猪口と自分用に鉢と小さな小さな片口と杯を。
出西鉢小.JPG出西杯小.JPG

この窯元の近くには黒柿を使った木製品を作っている「おかや工芸」があります。
全国のデパートで年に数回展示販売をされています。



島根の旅の最後は二か所の夕陽を。

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雪の木次線亀嵩駅 [旅行]

雪は激しく降るけれど、道路に残る事はないので移動を始める事にしました。

しかし、写真を撮ろうと車外に出ると頭にも肩にも腕にも雪が積もります。
辺りの景色を楽しむ事もなく、お昼を兼ねておそばを食べる事にして亀嵩駅へ。
亀嵩待合室.jpg

ちょうど電車が到着しました。
亀嵩ホーム.jpg
亀嵩改札.jpg

無人駅なのですが駅の事務室側がお蕎麦屋さんになっています。
亀嵩そば.jpg
こしがあって美味しいおそばです。

多くの有名人の方々が訪れられているようでサインが壁一面に。
亀嵩サイン.jpg

薪ストーブがとても温か。
亀嵩ストーブ.jpg

おそばを味わって温かい蕎麦湯を頂きお茶を飲んでいると青空が。

薪ストーブの煙がほのぼのします。
亀嵩晴れ.jpg

雪がやんでホッとしながら出雲方面へと向かいます。
途中、知り合いの方がいるかもしれないと、道の駅「おろちの里」に。(いらっしゃいませんでした)
道の駅おろち1.jpg
こちらの道の駅には産直や特産品の販売の他に地元の田舎料理が食べられるバイキング形式のレストラン「ふるさと亭」があります。
もうお腹がいっぱいで食べませんでしたが、夫によると「美味しいよ」と。

ちょうど外でお餅をついておられて、お餅になって行く過程が楽しく美味しそうです。
道の駅おろち2.jpg

ここではつきたてのあんこもちを購入。
そして、干しシイタケがきれいでお求めやすい価格でした。

そういえばこんなものを。
ラーメン小.jpgオロチの爪ラーメン小.jpg
雲南唐辛子が練り込まれた麺の豚骨スープ。(島根県雲南町産唐辛子。国産品です。)
帰宅後に頂いたのですがこしのある麺でちょっとピリッとして豚骨のまろやかさとぴったりです。

この子の住民票のある場所はこちら。
天が淵木.jpg
天が淵.jpg
天が淵です。
ヤマタノオロチ伝説がある場所の一つ。
他にも周辺に数多くの場所があります。
ここは出雲へ向かう道路沿いにあるのでちょっと停まってみました。
ヤマタノオロチ看板2.jpg
ヤマタノオロチ看板1.jpg

気候の良い時期にゆっくり回ると良いハイキングになりそうです。


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玉峰山荘と奥出雲交流館 [旅行]

小雨が降り続く夕暮れ時の寒さの中を宿にチェックイン。
砂の器の石碑がある神社の近くの「玉峰山荘」です。
こちらの宿が開業した当初に夫が宿泊した事があり、温泉が良いからと勧められていました。
ロビー.jpg
ホッとする温かさの中、ゆっくりお風呂で温まり美味しいお食事と美味しい飲み物を頂きました。
食事1.jpg
このお皿の数々を見たらやはり日本酒ですよね。
この宿のすぐ傍に道の駅「奥出雲交流館」があります。
ドリンクリストにはそちらのお酒が。
冷酒(純米酒と八反流れ)とぬる燗(純米酒)とどぶろくを頂きました。
こちらのどぶろくはとっても美味しくて、初めて飲んだのですがファンになりました。
宿もゆったりしており、温泉のお湯はお肌がツルツルするタイプです。
翌朝、夫が朝風呂から戻って目覚めると「雪だよ」。
これはお昼ごろまで足止めかなと思いながらも、雪見風呂が嬉しくて大急ぎでお風呂に。
夜と朝では男女のお風呂が入れ替えになるのですが、寝ぼけて男風呂に入ってしまった私。
脱衣所でハッと気づき、大急ぎで女風呂へと電光石火のごとく移動しました。
だぁれもいなくて幸いでした。(スリッパが無かったので多分)
そして、露天風呂で雪が屋根から滑り落ちる様子と周囲の山の雪景色を眺めながら何事もなかったかのように。
温泉ロビー.jpg
朝食に向かうとレストランやロビーから見える亀嵩の景色は白一色。
玉峰雪景色.jpg
この景色の真ん中あたりに見える神社の杜辺りに砂の器の石碑があります。
砂の器2.jpg
道の駅「奥出雲交流館」も見えます。
玉峰から道の駅奥出雲酒造.jpg
雪雲の様子をアイフォンでチェックしながら出発。
隣の奥出雲交流館へ。
こちらの奥出雲酒造は出来てから10年という若い酒蔵です。
自宅用にこちらを買いました。
仁多米純米こしひかり.jpg仁多米純米ラベル.jpg
このお酒は棚田で育てた仁多米「こしひかり」で作られています。
仁多米.JPG

過去記事の中で飲んだどぶろくはこちらで購入したもので、常温で持ち帰る事が出来ます。
他に冷凍保存のどぶろくもあり、玉峰山荘ではそちらを頂きました。
こちらでお勧めのおつまみはこちら。
赤貝.JPG
ここでも、お友達にお酒をお土産にどっさりと買いました。
日本酒、どぶろく、ワイン、焼酎と各種いろいろなタイプがありますので、それぞれの好みを考えながら選ぶのも楽しいものです。


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奥出雲の旅   簸上清酒へ [旅行]

横田の町に入るとまっすぐに今回の旅で私が一番楽しみにしていた酒蔵へ向かいました。
道路に「簸上正宗」の電柱広告がたくさん見られ、斐伊川を渡ってしばらく狭い道を入って行くと...。

ヒカミ1.JPG

「玉鋼」「七冠馬」の醸造元、創業300年 「簸上清酒」です。
事務所の窓口は小さくてその壁に今は亡きシンボリルドルフのお写真や有名人のサイン、この蔵の銘酒の数々が並んでいます。
ヒカミ2.JPGヒカミ3.JPG
今回は車での旅でしたので、知り合いの方のお祝い事に贈るお酒を数本と、日本酒を好まれるお友達へのお土産や自分達用にどっさりと買いこみました。
ほんの一部ですが。

生酒
七冠馬1.jpg七冠馬2.jpg


七冠馬純米吟醸 山廃仕込
七冠馬山廃.jpg七冠馬山廃ラベル.jpg


飲み比べ用に純米吟醸酒「七冠馬一番人気」
七冠馬純米吟醸.JPG

原料米も精米歩合も水も山廃仕込の七冠馬と同じですが速醸酒母を使用しています。


実はお尋ねした日が木曜日だったのですが、日曜日にイベントが予定されていて「いつもは飲めないお酒が飲めますよ」とお誘いいただいたのですが、日曜の朝には帰路につかなければいけなかったので諦めました。

生酒は当日の宿の部屋でフレッシュなうちに頂きました。
しぼりたてならではのフルーティさと美味しさで、文句なし。

他の日本酒は帰宅後じっくりと飲み比べ。
山廃純米吟醸と純米吟醸。
あきらかに違います。
グラスに入れて比べると、見た目にも色が違いました。
ウィキペディアによると「山廃仕込は酒母のアミノ酸組成が高い為濃醇な味になり味の腰も強く、香りも奥行きがあって芳しい。ウィスキーのように水で割っても同じ酒の味がする」とあったので、買ってきた奥出雲の水で割ってみましたが。
本当に美味しくいただけました。
同じくネット検索からの情報ですが、山廃仕込は途中で腐敗するリスクも大きく手間もかかるため敬遠される傾向もあるそうです。こちらの蔵の山廃がいただけて嬉しい事です。

画像は無いのですが、こちらでお友達用に購入したのは「玉鋼」と「七冠馬」。
どちらもこちらの蔵を代表するお酒ですが一つの銘柄にもいろんな種類があり、夫婦で首ったけです。

ຆ追記
xpの期限切れで私のパソコンは使えなくなりましたが、アップロードしておいた画像と記事で奥出雲の記事をしばらく続けます。
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奥出雲の旅   絲原記念館へ [旅行]

お酒を購入してから宿のチェックインには少し時間があったので、夫が行きたいという「絲原記念館」へ向かいました。
絲原家というのは中世武家の一門で江戸初期に備後国から奥出雲に土着、帰農してたたら吹き製鉄を開始したという鉄師頭取の家です。
奥出雲一帯は大正時代後期に洋式製鉄が普及するまでたたら製鉄で栄え、江戸時代末には全国の約30パーセントを生産していたそうです。
そんな奥出雲の鉄師頭取で幕末期には士分にもとりたてられた旧家の所有する美術工芸品や茶道具、有形民俗資料(儀礼用具、嫁入り道具、家具調度、什器、衣類など)などや、たたら製鉄に関する模型や作品、ジオラマなどが展示されている記念館を観てから現在も生活されている居宅と庭園を見学しました。

駐車場に車を入れて。
糸原記念館看板.JPG
小さな川を渡ると
糸原記念館入り口.JPG
左側が記念館で、右側が居宅です。
〇ポスト.JPG
記念館は撮影禁止ですのであしからず。

江戸時代後期に建築された客殿棟と大正13年に建てられた母屋棟があるこちらのお宅は様々な映画やドラマのロケに使われているそうです。
ごく最近では「LEADERS」が。
愛知家の三間続きの座敷、玄関土間のシーンなどは私達が見学した記憶と一致しました。
糸原縁側.JPG
このガラス、大正時代のままなんだそうで、歪みがあると教えていただきました。
糸原 縁側ガラス.JPG
わかりますか?

大戸口。  こちらに事務所があります。
糸原家内玄関.JPG

式台玄関。 賓客用だそうです。
糸原家表玄関.JPG

糸原記念館2.JPG
糸原記念館1.JPG

他にも古くは小林旭さんと浅丘るり子さんの「絶唱」などのロケ地に使われているそうです。
こんな碑がありました。
絶唱石碑.JPG
絶唱石碑2.JPG


与謝野鉄幹、晶子夫妻の句碑も。
石碑.JPG

  山かげの仁多の長者の家ひろし泉の音に青すだれして 
                          鉄幹

  林間に松の山をば重ねたり五月の風を人ききぬべし
                          晶子          

と、書かれています。

気づかぬうちに閉館時間を過ぎてしまっていたのですが、お相手をして頂き申し訳なかったです。

帰宅後資料を読んで知ったのですが、砂鉄採取の効率化の為に鉄穴流し(かんなながし)という技術が生み出され、あちこち広い範囲で山を切り崩して行われていたそうです。
その跡は今では美味しい仁多米が育つ棚田景観となっています。
又、たたら製鉄の技術は昭和52年に「日刀保たたら」として復活し、国選定保存技術として認定され技術の錬磨と後継者養成を図っているそうです。(日刀保たたらは非公開です)


次はホテルから砂の器のロケ地などへ。ބ
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奥出雲へ [旅行]

かねてより行きたいと思っていた奥出雲へ。
通過したことはあるのですが、観光目的では初めてです。
奥出雲というと何を思い浮かべるでしょうか?
私は松本清張の「砂の器」を。
「亀嵩」は島根県の奥出雲にあります。
他には?
ヤマタノオロチ、スサノオノミコト、稲田姫など、神話の舞台。
そしてたたら製鉄で知られる、日本の鉄の一大産地。
私の中では、おいしいお米と美味しいお酒の産地。
「玉鋼」「七冠馬」で有名な古い蔵元と10年前にできた若い酒蔵。


奥出雲へ入るにはいくつかのルートがありますが、今回はぜひおろちループを通りたいと思い、中国自動車道の東城からのルートで横田へ向かいました。


高速道路から一般道(山道)をくねくね進んで数十キロ、おろちループにたどり着きました。
小.jpg
これは何なのか?
雨風が激しく、雪も残る山の中。
寒くて思考が低下していたのですがすぐにわかりました。
おろちループ石碑.jpg
ループ橋を少し下るとこんな感じで見えます。
おろちループ橋.jpg

全容は。
おろちループ説明板.jpg
このループ橋の降り口には道の駅「奥出雲おろちループ」があります。
道の駅奥出雲おろちループ.jpg
温かいものを頂いてしばし休憩。
道を挟んで向かい側に奥出雲鉄の彫刻美術館があります。
奥出雲町はたたら製鉄の町なんですね。
奥出雲町の観光案内が書いてあるロードマップにも「神話とたたらの里」と書かれていました。
こちらの売店にも、
道の駅奥出雲おろちループ2.jpg
お作りになった方のお名前と共に商品を説明して下さるのですが、よくわからないのでお手頃価格の刺身包丁を購入しました。

かなりの標高差をぐるぐる回りながら降りて少し走ると、これも標高差ゆえのJR木次線のスイッチバックのある場所に。
坂根駅です。
出雲坂根駅.JPG

延命水.JPG

駅のホームに出て、

右.JPG


左.JPG


坂根駅上.JPG
あの上の方の平たくなっている辺りに線路があるようです。
4月6日午後11時追記
地図をチェックしたところ、 上部の杉林の向こう側辺りになるようです。

看板.JPG
看板2.JPG
というわけで、隣の駅はかなり標高差のある場所に。

こんな感じで上り下りをするようです。
スイッチバック絵.JPG

この辺りは水が美味しくて良い様です。
天真名井.JPG

坂根駅たぬき.JPG


この駅は十分に標高の高い場所。
これからどんどん下ります。
そして、視界が広くなったあたりが横田でした。
この後、創業300年の酒蔵と記念館にもなっている旧家へ。

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美人の湯〜美又温泉で [旅行]

前記事で島根県石見地方のお酒と干物を紹介しましたが、石見にはたくさんの良い温泉があります。
広島や島根県周辺の方にはよく知られているようなのですが、全国的には知名度がもう一つのようです。
数年に一度くらいしか墓参や帰省しないのですが、年齢を重ねてあちらこちらの温泉を知るにつれ夫の郷里の湯の良さをしみじみ実感するこの頃です。

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美又温泉は渓流沿いの小さな温泉ですが、共同浴場、保養センター、和風旅館やホテルも数軒あり、好きになるとリピート確実と言えるくらい気持ちの良い湯質です。
お肌ツルツルで、そのツルツル具合が私の行った中では一番だと感じています。

今回宿泊したホテルでも、やはりここの湯が好きで何回もという方や、ネットで調べて来られて、湯の良さに感嘆される方に出会いました。

今回は以前娘夫婦が宿泊したホテルに私たち夫婦が宿泊しました。

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金城観光ホテル

オーナーさんが一部屋一部屋違った雰囲気に、床の色までバランスを考えられたそうです。
浴場も大きくはないのですが露天風呂からは対岸の滝が四季折々に違った景色をみせてくれます。露天好きな私、足先を出しながらゆっくり眺めました。大きな石が配されてかけたり寄りかかって足を投げ出したり。膝を痛めている私にも楽に。
中にはカメラを持ち込めないので部屋から。

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左奥が露天風呂になります。
滝は、

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ズーム。

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夜はライトアップで。

お部屋は、


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とてもシンプルなのですが居心地が良いのです。

館内も少し。


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フロントあたり。


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階段を上がったあたりで。
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ロビー周辺。

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DVDもかりられます。

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照明も明るすぎず。

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連泊しましたが、朝の食事メニューも前日とは
変えてくださいました。
観光目的ではなかったので食事にはこだわらなかったのですが、美味しいのはもちろん、母亡き後久しぶりの懐かしい味の味噌汁に夫がよろこんでいました。
各地の地元の味を知るのも旅の楽しみ、刺身の醤油も好きなので買い帰りました。

宿泊客の年代も幅広く、私の母世代の家族連れから二十代のグループまで。

泉質はアルカリ単純泉。
効能は何と言っても美肌作用。
その他、神経痛、リュウマチ、外傷、骨折、火傷、病後回復、ストレス解消。

金城観光ホテル
URLhttp://fish.miracle.ne.jp/h-kanagi/

名古屋からは 伊勢湾岸道→ 東名阪道 →名神 →中国自動車道 →浜田自動車道 〜旭インターで、平日でしたので 約5〜6時間でした。
新幹線なら広島駅から浜田駅前行き高速バスが出ています。事前に予約すれば、途中金城のバス停まで送迎もあるようですが問い合わせした方が良いと思います。
出雲や松江、米子からは浜田まで山陰本線で。海沿いを走る景色の良い路線です。
レンタカー利用でも、石見銀山やサンドミュージアム、浜田のAQUOSでシロイルカに会うなど途中の楽しみがたくさんあります。我が家は何度かこの経路も利用しましたが、やはり車窓からの海の景色がお気に入りです。
山陰方面に行くなら一度美人の湯美又温泉へ行ってみませんか。
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津和野へ [旅行]

ガイドブックなどでも山口県の萩とセットで掲載される事が多い津和野は島根県内でも山口県寄りに位置しています。
石見地方へは何度も行っていますが、津和野は一度通過したことがあるだけでした。
今回、一度は行って見たいという願いがようやく実現しました。

日本海沿いを西へ。
三隅の道の駅から日本海を。
山陰本線.JPG
手前は山陰本線です。
益田の町を過ぎてから、川沿いの道を内陸方面へ(山へ)進むと津和野へ入ります。
宿泊予定の宿に車を駐車してから歩いて市内散策へスタートしました。
まず乙女峠へ。
ちょっと急な坂道を登ります。
乙女峠マリア聖堂.JPG
マリア聖堂です。
明治6年(1873)切支丹禁制の法が解かれるまで弾圧は続き、長崎県浦上から163名もの信者の方々がこの地に預けられ改宗を迫られていたということです。


次に駅近くのこんな街並みを歩いて安野光雅美術館へ。
みのや.JPG
安野光雅さんはあまりにも有名ですが津和野出身の画家だという事を御存知だったでしょうか?


そして津和野郵便局。
津和野郵便局.JPG
街並みを通過。
街並み2.JPG

造り酒屋さんも数軒。
造り酒屋.JPG

殿町。
殿町通り鯉.JPG
津和野カトリック教会
津和野カトリック教会.JPG

鷺舞の像。
鷺舞.JPG

そして太鼓谷稲荷へ。
太鼓谷稲荷鳥居.JPG
稲荷階段.JPG
上から鳥居のあたりを見下ろして。
上から見た鳥居周辺.JPG
赤い鳥居の下をずっと続く石段。
ようやく到着。
太鼓谷稲荷.JPG
すぐそばに駐車場がありました。
大した事は無かろうと甘い考えで歩いて登り降りたのですが間もなく後悔する事に。

太鼓谷稲荷から見た津和野市内。
津和野街並み.JPG

陽が射し始め「次は津和野城へ」と思ったのですが体力的にちょっと無理…。
この程度で我慢。次回こそという事で予定変更しました。
津和野城跡.JPG
津和野城址.JPG

という事でまず西周さんの旧居。
西周旧居.JPG

森鴎外の旧居。
森鴎外旧宅.JPG
記念館を見学してから殿町方面へ戻ります。
アンティークドールを見てから杜塾美術館、津和野町郷土館、そしてぐぐっと戻って葛飾北斎美術館を見てから預かってもらっていた地酒を受け取って宿へ戻りました。
津和野といえば週末のSLですが、お昼頃に到着して三時過ぎに出発します。
ちょうど杜塾美術館を見学中に目の前の線路を通っていきました。(音だけ確認;)
杜塾美術館には地元出身の中尾彰さんとその奥様の作品が展示されています。
とても素敵な優しいみどりが印象的な作品が心に残りました。
こちらは津和野藩の筆頭庄屋のお屋敷だった場所なのですがしっかりした造りの建物で一見の価値ありだと思います。
建物の説明をしてくださった方が二階でちょっとサプライズを。
実は改装中に職人さんが気づいたそうなのですが、雨戸に小さな穴が開いていてそこからの光がちょうど針穴カメラのように外の画像を戸に映し出していました(もちろんさかさまですよ)。
本当に小さな画像ですが、感動的な鮮明さで驚かされました。
これを見ていただくために暗幕を付けたそうです。
又、北斎の美術館が何故津和野に?と夫が不思議がっていたのですが北斎漫画の初刷りが津和野で発見されたそうで、そんな縁もあったようです。

津和野での宿泊は「わたや」。
全館畳敷きでスリッパを履かず、裸足や靴下履きです。
これが、歩き回って疲れた足にはとても気持ちがよくうれしかったです。
そして、お部屋に入ると脇の小部屋に大きなマッサージチェアが!
もちろん全身マッサージコースを。(無料です)
建物も施設も新しくは無いのですがいろんなところにホッとする気遣いがあり、宿の皆さんも笑顔であたたかく、もちろんお料理は美味しく。そして、地酒も頂きました。
こちらの足湯にはアオサギが来るという事だったのですが、最近は来ていないそうです。
エレベーター内にはそんな写真が貼ってありました。ちょっと可愛いですよ。
翌朝、宿の窓から津和野の家並み越しに津和野カトリック教会や田んぼが見えました。
P5210166.JPG
この時間頃、自宅のある愛知県辺りでは日食観察でざわざわし始めていた事と思われます。


さだまさしさんの「案山子」に歌われている情景は津和野だという事で、さださんファンの夫婦としては嬉しい旅。
次に訪れる事ができたならば、一番に津和野城址へとのぼり「城址から細くあおい川を見下ろしてみたい」と思ったのでした。



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出雲へも [旅行]

今回の旅の目的はお墓参り、そして同行者と共に夫の郷里へ行く事でした。
でもなかなかこんな機会はないという事で出雲大社へも行く事にしました。
石見から日本海沿いを出雲へ向かい、出雲平野に入ると両側にブドウ畑や麦秋を迎えている麦畑が広がります。
麦秋.JPG
ちょうど大鳥居前の辺りが工事中で迂回する事になった為、海沿いから向かう事に。
いなさの浜と弁天島です。
いなさの浜.JPG
弁天島.JPG

駐車場に車を入れてからゆっくり。
改修中.JPG

最初の記事にあった玉はこれです。
幸魂奇魂.JPG
大国主命が海から幸魂奇魂を授けられた神話の場面だそうです。
説明.JPG

大鳥居。
大鳥居.JPG
出雲大社に来たならば三色蕎麦と蕎麦ぜんざいをと、昼食を済ませてからおとなりの古代出雲歴史博物館へ。
ロビー中央に展示されている鎌倉時代の宇豆柱。
博物館.JPG
三本で一本の柱分ですからその上にあった建物の大きさは…。
夕方までに戻らねばならないので大急ぎで見学。
私と夫は前回ゆっくりと見学したのですが、初めて来た同行者にはちょっとかわいそうでした。
が、いつか又ゆっくり来られる日があるでしょう。

石見から出雲まで車でほぼ2時間。
一部自動車専用道を利用して。
途中日本海に向かって何箇所か風力発電の風車が見られました。

海方面。
海沿い風車.JPG
山の上。
山の上の風車.JPG
そして、以前もご紹介しましたが多伎町。
多伎風車.JPG


出雲大社に関しての過去記事です。よろしかったらどうぞ。
http://bluesky-green.blog.so-net.ne.jp/2008-04-03 (春)
http://bluesky-green.blog.so-net.ne.jp/2011-01-12 (冬)


同行者達は一足先に帰って行きましたが、ただただ自然に囲まれ緑がいっぱいの今回の旅はカルチャーショックだったのではないかと思います。


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石見に [旅行]

広島での待ち合わせという事でもおわかりのように夫の実家は島根県でも西部の石見地方。
広島から高速道路を使っても一時間半ほどかかります。
温泉の多いところなのでほとんどの宿泊施設に天然温泉があります。
一泊目は「風の国」に。
パノラマ.JPG
お墓にお参りをして親戚にご挨拶をしてから移動してチェックイン。
こちらのお部屋には桑茶が。
美味しい夕食と地元のお酒を頂きました。
翌朝は鳥を撮りに朝食前の散策。(某家族には「鳥を捕りに?」といわれましたが…)
風の国.JPG
でも恥ずかしがりの鳥が多くて声はすれども姿は見えず。
見つけてもさぁ~っとどこかへ。
そのうえ凄い霧。
池前.JPG
霧が少し晴れるとこんな感じです。
池後.JPG

朝食後は別の親戚宅へ。
お墓参りをしてから、おばさんとしばらく昔話を。
連れ合いをなくしお一人になっても若々しくお元気で、優しく気遣っていただきました。
夫の郷里は都会から来た方が驚くほどの山の中。
温泉があり、手が入り過ぎていない自然の中です。
そんな中にちょっと気の効いた宿泊施設がポツポツとあるという理想的な(私にとってですが)温泉地です。
お湯が凄くよくて、気のせいか美人が多いような…。
二泊目は私達は親戚宅にお世話になり、同行者は「金城観光ホテル」に。
こじんまりとした谷川沿いのホテルですがお食事も美味しく、寛げます。
何よりも川向の小さな滝を眺めながらの露天風呂でお肌も気持ちもピカピカに。
宿泊した同行者によるとトトロの音楽が流れ、お部屋も感じがよいという事です。
宿泊以外にもいろいろなプランがあるようですよ。


同行者達を送って浜田駅へ。
駅前の神楽時計。
浜田駅前.JPG
浜田駅前に来たのは何年前だったでしょう?
その頃にはこのようなものはありませんでした。
石見神楽(いわみかぐら)、ご存知ですか?
この神楽舞は宿泊施設や温泉などでも見ることができるようですが、その神楽面はなかなか迫力があります。

石見神楽の公式サイトはこちらです。


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