津和野へ [旅行]
ガイドブックなどでも山口県の萩とセットで掲載される事が多い津和野は島根県内でも山口県寄りに位置しています。
石見地方へは何度も行っていますが、津和野は一度通過したことがあるだけでした。
今回、一度は行って見たいという願いがようやく実現しました。
日本海沿いを西へ。
三隅の道の駅から日本海を。
手前は山陰本線です。
益田の町を過ぎてから、川沿いの道を内陸方面へ(山へ)進むと津和野へ入ります。
宿泊予定の宿に車を駐車してから歩いて市内散策へスタートしました。
まず乙女峠へ。
ちょっと急な坂道を登ります。
マリア聖堂です。
明治6年(1873)切支丹禁制の法が解かれるまで弾圧は続き、長崎県浦上から163名もの信者の方々がこの地に預けられ改宗を迫られていたということです。
次に駅近くのこんな街並みを歩いて安野光雅美術館へ。
安野光雅さんはあまりにも有名ですが津和野出身の画家だという事を御存知だったでしょうか?
そして津和野郵便局。
街並みを通過。
造り酒屋さんも数軒。
殿町。
津和野カトリック教会
鷺舞の像。
そして太鼓谷稲荷へ。
上から鳥居のあたりを見下ろして。
赤い鳥居の下をずっと続く石段。
ようやく到着。
すぐそばに駐車場がありました。
大した事は無かろうと甘い考えで歩いて登り降りたのですが間もなく後悔する事に。
太鼓谷稲荷から見た津和野市内。
陽が射し始め「次は津和野城へ」と思ったのですが体力的にちょっと無理…。
この程度で我慢。次回こそという事で予定変更しました。
という事でまず西周さんの旧居。
森鴎外の旧居。
記念館を見学してから殿町方面へ戻ります。
アンティークドールを見てから杜塾美術館、津和野町郷土館、そしてぐぐっと戻って葛飾北斎美術館を見てから預かってもらっていた地酒を受け取って宿へ戻りました。
津和野といえば週末のSLですが、お昼頃に到着して三時過ぎに出発します。
ちょうど杜塾美術館を見学中に目の前の線路を通っていきました。(音だけ確認;)
杜塾美術館には地元出身の中尾彰さんとその奥様の作品が展示されています。
とても素敵な優しいみどりが印象的な作品が心に残りました。
こちらは津和野藩の筆頭庄屋のお屋敷だった場所なのですがしっかりした造りの建物で一見の価値ありだと思います。
建物の説明をしてくださった方が二階でちょっとサプライズを。
実は改装中に職人さんが気づいたそうなのですが、雨戸に小さな穴が開いていてそこからの光がちょうど針穴カメラのように外の画像を戸に映し出していました(もちろんさかさまですよ)。
本当に小さな画像ですが、感動的な鮮明さで驚かされました。
これを見ていただくために暗幕を付けたそうです。
又、北斎の美術館が何故津和野に?と夫が不思議がっていたのですが北斎漫画の初刷りが津和野で発見されたそうで、そんな縁もあったようです。
津和野での宿泊は「わたや」。
全館畳敷きでスリッパを履かず、裸足や靴下履きです。
これが、歩き回って疲れた足にはとても気持ちがよくうれしかったです。
そして、お部屋に入ると脇の小部屋に大きなマッサージチェアが!
もちろん全身マッサージコースを。(無料です)
建物も施設も新しくは無いのですがいろんなところにホッとする気遣いがあり、宿の皆さんも笑顔であたたかく、もちろんお料理は美味しく。そして、地酒も頂きました。
こちらの足湯にはアオサギが来るという事だったのですが、最近は来ていないそうです。
エレベーター内にはそんな写真が貼ってありました。ちょっと可愛いですよ。
翌朝、宿の窓から津和野の家並み越しに津和野カトリック教会や田んぼが見えました。
この時間頃、自宅のある愛知県辺りでは日食観察でざわざわし始めていた事と思われます。
さだまさしさんの「案山子」に歌われている情景は津和野だという事で、さださんファンの夫婦としては嬉しい旅。
次に訪れる事ができたならば、一番に津和野城址へとのぼり「城址から細くあおい川を見下ろしてみたい」と思ったのでした。
石見地方へは何度も行っていますが、津和野は一度通過したことがあるだけでした。
今回、一度は行って見たいという願いがようやく実現しました。
日本海沿いを西へ。
三隅の道の駅から日本海を。
手前は山陰本線です。
益田の町を過ぎてから、川沿いの道を内陸方面へ(山へ)進むと津和野へ入ります。
宿泊予定の宿に車を駐車してから歩いて市内散策へスタートしました。
まず乙女峠へ。
ちょっと急な坂道を登ります。
マリア聖堂です。
明治6年(1873)切支丹禁制の法が解かれるまで弾圧は続き、長崎県浦上から163名もの信者の方々がこの地に預けられ改宗を迫られていたということです。
次に駅近くのこんな街並みを歩いて安野光雅美術館へ。
安野光雅さんはあまりにも有名ですが津和野出身の画家だという事を御存知だったでしょうか?
そして津和野郵便局。
街並みを通過。
造り酒屋さんも数軒。
殿町。
津和野カトリック教会
鷺舞の像。
そして太鼓谷稲荷へ。
上から鳥居のあたりを見下ろして。
赤い鳥居の下をずっと続く石段。
ようやく到着。
すぐそばに駐車場がありました。
大した事は無かろうと甘い考えで歩いて登り降りたのですが間もなく後悔する事に。
太鼓谷稲荷から見た津和野市内。
陽が射し始め「次は津和野城へ」と思ったのですが体力的にちょっと無理…。
この程度で我慢。次回こそという事で予定変更しました。
という事でまず西周さんの旧居。
森鴎外の旧居。
記念館を見学してから殿町方面へ戻ります。
アンティークドールを見てから杜塾美術館、津和野町郷土館、そしてぐぐっと戻って葛飾北斎美術館を見てから預かってもらっていた地酒を受け取って宿へ戻りました。
津和野といえば週末のSLですが、お昼頃に到着して三時過ぎに出発します。
ちょうど杜塾美術館を見学中に目の前の線路を通っていきました。(音だけ確認;)
杜塾美術館には地元出身の中尾彰さんとその奥様の作品が展示されています。
とても素敵な優しいみどりが印象的な作品が心に残りました。
こちらは津和野藩の筆頭庄屋のお屋敷だった場所なのですがしっかりした造りの建物で一見の価値ありだと思います。
建物の説明をしてくださった方が二階でちょっとサプライズを。
実は改装中に職人さんが気づいたそうなのですが、雨戸に小さな穴が開いていてそこからの光がちょうど針穴カメラのように外の画像を戸に映し出していました(もちろんさかさまですよ)。
本当に小さな画像ですが、感動的な鮮明さで驚かされました。
これを見ていただくために暗幕を付けたそうです。
又、北斎の美術館が何故津和野に?と夫が不思議がっていたのですが北斎漫画の初刷りが津和野で発見されたそうで、そんな縁もあったようです。
津和野での宿泊は「わたや」。
全館畳敷きでスリッパを履かず、裸足や靴下履きです。
これが、歩き回って疲れた足にはとても気持ちがよくうれしかったです。
そして、お部屋に入ると脇の小部屋に大きなマッサージチェアが!
もちろん全身マッサージコースを。(無料です)
建物も施設も新しくは無いのですがいろんなところにホッとする気遣いがあり、宿の皆さんも笑顔であたたかく、もちろんお料理は美味しく。そして、地酒も頂きました。
こちらの足湯にはアオサギが来るという事だったのですが、最近は来ていないそうです。
エレベーター内にはそんな写真が貼ってありました。ちょっと可愛いですよ。
翌朝、宿の窓から津和野の家並み越しに津和野カトリック教会や田んぼが見えました。
この時間頃、自宅のある愛知県辺りでは日食観察でざわざわし始めていた事と思われます。
さだまさしさんの「案山子」に歌われている情景は津和野だという事で、さださんファンの夫婦としては嬉しい旅。
次に訪れる事ができたならば、一番に津和野城址へとのぼり「城址から細くあおい川を見下ろしてみたい」と思ったのでした。
タグ:津和野 わたや
2012-06-01 00:00
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コメント(6)
津和野がキリシタン弾圧の歴史にも関係あったこと教会が沢山あることも
森鴎外の旧宅やら北斎やら文化水準が高いところだったのですね。
そのような事は何も知らないのですがずっと行ってみたいと思っている津和野
です。
by ラック (2012-06-01 16:34)
教会と鳥居がなぜか違和感なく溶け込んでいるのは
津和野の地の懐の深さがなせる業でしょうか。
by momoe (2012-06-01 17:43)
やはり歴史文化の奥が深いですね。津和野城は山城で有名ですからね。
by 水郷楽人 (2012-06-03 11:40)
ラックさま
この記事を書こうとして初めて知ったような事がたくさんありましたので、乙女峠について検索してみられる事をおすすめします。
津和野は一泊して時間を気にすることなく散策をしたり、静かな夜や夜空、早朝の朝霧につつまれた様子なども良いのではないかなと思いました。
by 畑の帽子 (2012-06-05 08:44)
momoeさま
生活している方の視点とは又違うのでしょうけれど観光目的で訪れた者としては、柔らかい印象をうけました。宿の方とお話してみると自然は決して甘くはないということで、安野さんの絵にもそれはソフトに隠されていると仰っていました。
しなやかさ…でしょうか。
by 畑の帽子 (2012-06-05 08:56)
水郷楽人さま
ちょっと見学しただけですが資料館などとても興味深かったです。
山城も色々あるようですが、本当に山城ですね。
標高367メートルの山上の天守などのあった辺りへは、リフトで登ってから徒歩20分で到着という事です。
by 畑の帽子 (2012-06-05 09:07)