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本も読まなくてはね [その他]

初節句のための手仕事をしたり孫が遊びに来てくれたり、咽喉の風邪をひいたりしてパソコンにまで手が回らない日々を送っておりました。まだ本調子ではありませんが、連休には初節句のお祝いに出かける予定なので書いて置いた記事をとりあえず。

瀬戸内の島で環境にやさしい生活を送っているお友達が先月下旬にこちらにいらっしゃいました。
お会いするたびにいろいろなお話を聞かせていただいたり資料を見せていただいたりしています。

新聞やネットからの情報だけでなく、気を遣わずに話せる方と普段から気にかかっている問題などについてざっくばらんに話し合える時間というのはとても精神衛生に良いような気がします。

私は本を読み終えると一応夫や家族にも勧める事にしています。
この本は私ではなくお友達から夫に勧められたもので、夫の後に読みました。
どれも、読みやすく分かりやすいように思います。
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広瀬隆さんは原発に代わるエネルギーとしてLNG(液化天然ガス)を使ったコンバインドサイクル発電を奨めています。自然エネルギーを全否定はされていませんがすぐに原発を廃炉にするためには効率の良い火力発電を取り入れつつすすめていくことが現実的であるという事なのかと読みました。


木村さんは電気を買わずに自家発電で暮らされています。でも、仙人のような暮らしをしているわけでは無く、電気冷蔵庫もある普通の暮らしをなさっています。この本はぜひ一度読んでみていただきたい。
 

座間宮さんの本は昨年の夏の選挙前に出されていて、素人向けの選挙本のような。
文句を言ったり愚痴をこぼしても何も変わらない、何のために今行動しているのかを見失わずに行動しなくてはいけないなと。
「政治が無能だから関心がない」と言って選挙に行かないと投票に参加する人に対する政策しか出さなくなりますよ、と。




木村さんがおっしゃるように電気保温ポットをやめてみませんか。
ちなみに我が家では3.11以後から電熱系のキッチン家電を捨てて暮らしていますが食生活は変わらず、夫は毎朝トーストと紅茶を自分で用意しています。
本やメディア情報を見て、作ってみたいと思う料理も工夫して作るのは楽しいですよ。
今日はダッチオーブンと蓋つきフライパンを使ってバナナケーキを二種類焼きました。
どちらもそこそこでした。





電気がなくても、人は死なない。

電気がなくても、人は死なない。

  • 作者: 木村 俊雄
  • 出版社/メーカー: 洋泉社
  • 発売日: 2015/03/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




一億総選挙革命 (veggy Books)

一億総選挙革命 (veggy Books)

  • 作者: 座間宮ガレイ
  • 出版社/メーカー: キラジェンヌ
  • 発売日: 2016/03/28
  • メディア: 単行本





原発ゼロ社会へ! 新エネルギー論 (集英社新書)

原発ゼロ社会へ! 新エネルギー論 (集英社新書)

  • 作者: 広瀬 隆
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/11/16
  • メディア: 新書



原発ゼロ社会へ! 新エネルギー論 (集英社新書)

原発ゼロ社会へ! 新エネルギー論 (集英社新書)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/11/16
  • メディア: Kindle版



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最近読んだ本 [その他]

新刊本を買う事の少ない私ですが先月ちょっと大きな書店で平積みされていた本を手に取ってみてすぐに購入した本です。

  河合弘之さん著  「原発訴訟が社会を変える」

この河合弘之さんという方は弁護士さんです。
そして、映画「日本と原発」を製作、監督された方です。
そして、原発裁判にかかわったことのある日本中の弁護士さんたちに呼びかけて「脱原発弁護団全国連絡会」を結成し、共同代表を務められています。

原発の危険性に目をつぶってのすべての営みは、砂上の楼閣と言えるし、無責任ともいえる。
そのことに国民は気が付いてしまった。
問題は、そこでどういう行動をとるかだと思う。

これは映画「日本と原発」の最後に記された言葉だそうです。

河合さんは、この本を読まれた方は、未見であれば、ぜひこの映画を見て、原発推進派の語る嘘を見破り、論破する知識と知恵を身につけてくださいと書かれています。

戦争法案廃止、平和憲法を守ろう、〇〇政権を許さない、一党独裁を崩そう...等々、願う事や思う事は山ほどあり、今の状況には無力感を感じる事もある日々ですが、諦めないで続ける事、声をあげ続ける事が力のない自分達でもできる事なのだと思いました。


 
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こんな商品 [その他]

帰省の帰りの道の駅で。
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手にとって裏を見ると。
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わかるかな?
「この商品は製造工程の一部に自然エネルギー(小水力発電)を導入しています。」と、書かれていました。
迷わず購入しました。

ただ、それだけの記事です。

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固定観念を捨てて [その他]

最近知り合いのご夫婦と少しお話しする機会がありいろいろな事を知りました。

原発に関しては問答無用で反対なのは一貫しているのですが、エネルギーに関してはいろいろな考えをもって実践されている方がおられるようです。

1.私はエネルギーも地産地消で、その地に合った形が良い様に思っていました。
そして、最近 地産地消の極みとも言える自家発電、自家蓄電で生活する方法を実践している方々がいる事を知りました。
自エネ組をご存知でしょうか?
  ぜひこちらをご覧になってみてください。
     http://jiene.net/index.html

生活形態、住居事情など条件が様々なので気持ちは強くてもなかなか実現できない事が多いと思うのですが、固定観念を捨てて、暮らし方から考え始めた時に何か道が開けるような気がします。

知り合いのご主人は、バッテリー数個と自然エネルギーでの発電ができるシステムがあれば電気の自給自足は可能だと言われていました。(太陽光パネル、小水力、風力等々)

「電気の自給自足」は家庭内での電気全部ではなくても実践なさっている方が多いようです。
検索すると楽しい工夫がいろいろヒットしますよ。


2、水素をエネルギー源と考える事にもかなり抵抗がありました。
なぜそのように感じたかというと、水素爆弾のイメージ ⇒ 爆発 ⇒ 危険!!
という構図で、かなり多くの方が同様に感じているのではないかと思います。
 
私と夫はJAFに加入しているので、毎月ジャフメイトが届きます。
その中に環境、エネルギー、EVについて書かれているページがあります。
5月号には「誰でも分かる燃料電池。水素自動車」というテーマで書かれ「水素はその特徴から非常に漏れやすいため、より慎重に扱う必要はあるが、きちんと管理して使えばガソリンや天然ガスなどほかの燃料より危険ではない」と、これまでの燃料と比べて大きく危険性が増すものではないというような書かれ方をしています。
又、燃料電池は使われる触媒が高価な事もあってまだ改良の余地はあるそうです。


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新エネルギーへ [その他]

最近注目されている、水しか排出しない自動車「〇I〇A〇」。
水素を燃料として走るという事です。
でも、今のところかなり高価で生産台数も少なく、注文してもかなり順番待ちの状態だそうですね。



現在豊田市の「おいでんバス」の路線で水素を燃料として走行するバスが一台運行しているそうです。
豊田市とトヨタ自動車などとの協力で実現しているそうですが、水素を燃料としてボンベ数個を車載、発電して走る燃料電池車です。

今新エネルギーとして注目されている水素。
その生産や利用など、先日の某番組で特集されていました。
ご覧になった方もおられると思います。
まず水素の生産。
番組で紹介されていたのは、廃油に電磁波を流して水素を発生させる方法。
原料としては様々なものがあるそうですが、この方法で必要となるのは電気。
その電気を脱カーボンで作らなくては意味がありません。
五島列島では輸送コスト分だけ高くなる化石燃料からの転換として、海の中に建てられた風車による風力発電で作った電気を使う事を考えたそうですが、自然エネルギーの弱点である不安定さが問題に。そこで、自然エネルギーを使って水素を作り「貯める」そして必要な時に電気に変えるという形を考えたそうです。

脱原発を考え、自然エネルギーの利用を考えた時にその不安定さが否定する材料にされていましたが、この水素に変えて貯める形が本格的に実用化されたなら...問題解消ですね!!

目指すところは水素社会。

まだまだ研究の段階のようですが、水の中に入れて太陽光をあてるだけで水素を発生するという半導体も開発されています。
現在はまだ非常に高価になるそうなのですが、これから色々な物質での代用を試して実用化を目指すそうです。
実用化される日が楽しみですね。

と、脱カーボンに向けた研究は様々な形で進められています。

しかも、そこには原発がある必要は全くない。

希望に満ちたゴールは必ず近々やってくる。
そう思いませんか?

その日まで、地球を守るために私たち一人一人が 省エネ、エコ、省カーボン、できる事をやるべきだと思うのです。



次の記事に続く。


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啓蟄です [その他]

啓蟄です。
私もそろそろ...。

子供の頃、夏休みの日記が続けられなくて貯め書きをするという悪い子でした。
   (中には先に書いてしまうという面白い子もいるそうですが)
そして、その悪い癖は年を重ねても改まることはなく家計簿の貯め書きへと。
今、新聞の切り抜きも毎日ではなく貯めてます。
でも、これは悪いばかりではなく、切り抜きながら、貼りながら、その数日(数週間?)の流れを見直すことができます。

このところの切り抜きから。(年始あたりから)
1、ある個人のお宅でソーラーパネルを使って自動くみ上げ式の井戸を作ったそうです。
2、木曽岬(きそざき)干拓地に大規模太陽光発電施設「木曽岬干拓地メガソーラー」が完成しました。(78ヘクタール、196000枚 49155キロワット)
3、大和ハウスが他社との共同出資で飛騨に水力発電所を建設し電力は大和ハウスが全量買いとるそうです。
4、バイオ燃料の搾りかす(活性炭)で除染。セシウムの吸着能力がゼオライトと同等で、価格が半分程度だそうです。
5、千葉県柏市の「柏の葉スマートシティ」でNAS電池の運転を開始したそうです。
  出力は1800キロワットで太陽光発電などの電気をため、電力需要に応じて供給、停電時などには非常用電源として供給するそうです。
6、中京大と豊橋の漁網メーカーが汚染土保管袋を開発。丈夫な網とセシウム吸着能力がある竹炭の粉を練りこんだフェルト状の不織布を一体化したものだそうです。
7、ご当地発電
 バイオマス発電の燃料は様々ですがサツマイモ、うどん、ミカンなど地域の名産品から発生した廃棄物を利用した発電が広がっているそうです。(芋焼酎のかす、うどんのかすや残り物、ミカンジュースの搾りかす、さとうきびのかすなど。
8、斜面に建設された某ホームセンターでは土地の形状を利用して建物の一部が土に囲まれた造りにして空調費を削減。
9、企業が駐車場や寮、社宅などに充電器を設置してEVやPHVへの社員の乗り換えを促そうと取り組む。
10、LEDは照明の省エネ効果だけではなく送電や医療用にも広がり、威力を発揮するそうです。(中日懇話会で天野教授のお話)
11、中電、ユニーが節電外出で買い物ポイントをプレゼントする取り組みの実証実験をするそうです。
冬や夏などの電力需要が高まる時間帯にNTTの光BOX を通じて節電要請。
家電や照明を切って外出した住民がユニー系列の店舗を訪れると、窓口でユニーのクレジットカードや電子マネーにポイントがプレゼントされる。
12、某銀行のエコ宣言
 エコカー導入。省エネ型ATM。LED照明導入。エコ定期預金(一定割合を緑化事業に寄付)

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13、1月17日の特報
 世界遺産の屋久島ではCO2ゼロに取り組んでいるそうです。
屋久島では電気は地産地消で、民間企業が水力発電を行い自社工場と住民に電気を供給しており、電力供給切迫時には自社の工場の操業を止めて民需を優先させているそうです。渇水など非常時用に火力発電設備(12400キロワット)もあるそうです。そんな島ではCO2フリーの島づくりを目標に様々な取り組みが進んでいるそうです。

などなど、省エネ、新エネルギーへの取り組みは定着し広がっています。
私たち個々も、もう一度じっくり考え方や暮らし方を見つめなおしてみる必要がありそうです。


そして、こちらも。


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年末から年始 その2 [その他]

 
年始から購読紙に「ほどほど道」という記事が連載されています。
1、明るすぎない
  電気も水道もケータイの電波も来ない山の中の旅館で奥様と二人で暮らす方のお話。
2、広げすぎない
  創業60年、売り場面積を広げず地域密着で生き残り続ける超ローカルスーパーのお話。
3、食べすぎない
  食のとらえ方について、飼い主自身と年長犬の健康を通して考える。
  (わが身を指摘されているようです)
4、つながりすぎない
  ネット依存に近い生活を送っていた漫画家の方が脱SNS。
5、速すぎない
  ゆっくり走る車について
6、働きすぎない
  社員と経営者との距離が近く、徹底的に家族を大事にする会社のお話。
7、目立ちすぎない
  切られ役の役者さんのお話。
8、勝ちすぎない
  隣り合う二つの市が境界線1メートルの移動をかけて綱引きを毎年。
  でも、時には不利なハンデも受け入れてバランスをとっているというお話。
  (地図を書き換えたり住所変更するようなことにでもなったら大事ですよね。笑)


と、足るを知る「知足」 ほどほどが良いというお話です。

私たちも未来へこの社会、暮らしをバトンタッチしていけるために一人一人がほどほどの暮らし方、生き方をするように努力したいですね。


そして、省エネやエコの記事もありました。

樹脂の窓枠
 アルミ窓に比べて断熱性が高く世界に比べて普及が遅れている樹脂の窓枠がこれからの省エネの切り札になるという事です。
 

発電機の排熱も電気に
 バイナリー発電という方法で発電するシステムをガスコージェネレーションシステムと組み合わせて熱の使用効率を88パーセントから95パーセントに高めるという取り組みの需要開拓を東邦ガスが始めるそうです。


木造ビル
 林野庁が2016年度からマンションなど、五階建て木造ビルの普及にのりだすそうです。
 欧州では実績が重ねられているCLT工法という建築技術を活用して国産材の需要を増やし林業再生にという狙いだとか。現在は認められていない工法だという事ですが、解禁を目指してテスト中だという事です。



年末に南の島に行きました。
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隣国との関係悪化で穏やかではないことも多いと思うのですが、自然はあくまでも美しく、厳しく、そして、人はしなやかに。
でも、この美しい自然を汚し破壊する一因になっているのは私たち観光客なのではないかと考えたりもしました。
美しい自然に触れて幸せな気持ちになる一方でそんなうしろめたさも。
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WWFが1月9日にこんな声明を出しました。
これは12月に再生可能エネルギーの固定価格買取制度の見直しで出された案に対してのものだという事ですが、出された見直し案も含めて読んで知って考えておくべきではないかと思います。

http://www.wwf.or.jp/activities/2015/01/1244209.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

そして、かねてからの私の考えの一部ですが...、
自分たちが使う電気がどのように何から作られたものか知りたいし選びたい。
再生可能エネルギー受け入れを抑制して原発を稼働させるというのなら、送電網を自前で作る会社が出てきてほしい。
そんなファンドになら投資も集まるのではないかと考えたり...。
夢ですか?

ま、世間の狭い主婦の考えですけど、小さな子供たちを助けたいと募金を集める方々に協力しながらそんな事も考えてしまいました。

〇〇ちゃん、〇〇君、もう渡航できたでしょうか?
この子たちが健康を取り戻して成長した時に、安心して駆け回り外で遊べるふるさと日本を残してあげたいです。






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年末から年始 [その他]

昨年末からいろいろとあり、年始のイベントも一応落ち着きました。
年始から重たい記事を書くのは気が重く希望の持てる記事を探していましたが、なんだかあれこれと急な展開だったり衝撃だったりと新聞の整理をしていてやりきれなくなりました。

福島原発事故の政府調書の要旨が出ていました。
想像以上でした。
事故後早くからそんな記事をネットでも見つけたりしていましたが、こうして4年近く過ぎたこの時期に読むとやはり衝撃は強いです。
そして、これでも再稼動?...。

年明けから購読紙の紙面から中部地方の線量の記載がなくなるという事です。
週一か月一くらいでは知りたかったような気もしますが...。

区切りなので、年末の福島第一原発の状況を書き出しておくことにしました。
購読紙の紙面ではイラストで解りやすく書かれていますが、文章では誤解も生じやすいかと思いますので、リンクを入れておきます。

4号機 
 使用済み核燃料プールからの燃料の取り出し終了
 震災時定期検査中で格納容器内に核燃料はなかった

 建屋内 毎時0、1~0、6ミリシーベルト
 汚染水 1万4500トン

3号機
 鋼鉄製の囲い
 使用済み核燃料プール内の大型瓦礫を撤去中
 除染しても人が作業できるほどの線量に下がらず
 プールの温度 21度
 無人重機で建屋内のがれき撤去中。床に汚染水があり、格納容器内から流れ出たものと判明。
 格納容器内の核燃料ほぼ全量落下。
 内部の調査手つかず。
 格納容器内の水位は560センチはある可能性大。

 建屋内 毎時10~4780ミリシーベルト
 汚染水 1万8900トン
 プール内核燃料 566体

2号機
 使用済み核燃料プールの核燃料の取り出し方法は白紙(線量が高いため)
 プールの温度 約26度
 格納容器内の温度は約24度で水位は30センチ
 ロボットで建屋内の床を除染
 圧力抑制室の損傷の可能性大(水位から推定)

 建屋内 毎時5~7万2900ミリシーベルト
 汚染水 一万5800トン
 プール内核燃料棒 615体

1号機
 建屋カバー解体は3月に延期
 がれき撤去は手つかずで、プールからの核燃料棒の取り出し方法を検討中
 プールの線量は毎時8~77ミリシーベルト、温度は約13度
 
 格納容器の温度は約19度
 格納容器内の核燃料は溶け落ちコンクリートも溶かした可能性
 格納容器の冷却水は高濃度汚染水として漏出
 格納容器内の水位は280センチ
 ロボット調査で一部の漏れ場所を特定

 建屋内 毎時23~1万1100ミリシーベルト
 汚染水 1万3400トン
 プール内核燃料 392体

がれき撤去にあたっては飛散防止剤を使用していたという事なのですが...薄めて使っていたらしいとか
  ...言葉もありません。

年末の購読紙の社説から
 事故はこどもや若者の夢を奪い、大人たちも先の見えない暮らしの中にとどめおかれている。
 この救済すら終わっていないのに、再稼働を促す政府の方針に沈黙はできない。
 


 
 
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年の初めに [その他]

年末から年始は大掃除におせちづくり。
今日になってようやくゆっくり元旦の新聞を読んでいます。
元旦からどんなことが書いてあるのかなぁと一面を見ると...
「トヨタグループが燃料電池車向けの水素を二酸化炭素を出さずに作る検討を始めた」という記事。
1/4   22時12分 追記 リンク挿入しました。
 
燃料電池車は二酸化炭素を出さずに走るという点で素晴らしい車ですが、燃料となる水素の製造法が気になっていました。
現状では製油所や製鉄所で石油や石炭を燃やす際の副産物として作られる例が多いそうです。
(先日見た記事では火力発電や原発で生まれた水素をリサイクルするといった書き方のところもあったので、ちょっとブルーになっていましたがこの記事で明るい気持ちになりました。)

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西表島のマングローブ

これから燃料電池車が一般市民にもお求め安い価格帯になればどんどん普及して温暖化ストップ、そして再生可能エネルギーから水素を製造できれば...、夢は膨らみます。

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石垣島 川平湾



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久しぶりの旧友との会話 [その他]

高校時代の同級生の娘さんが今月中旬に結婚式を挙げました。
二週連続「週末の台風通過」に大変だったのではないかと心配していたのですが、無事終えたようです。
彼女曰く「疲れたというよりもあの留袖が...」。
私も娘の結婚式を思い出しました。
そうなんですよね、普段和服を着ることがない私達。
緊張と着慣れない和服で動きもままならず。
倍疲れたような、儀式感が増したような。
とりとめなく電話での会話が続く中、自然の流れとしてどうしても原発の話題が。
川内原発の再稼働に話題が及び、「どうして再稼働なんだろう??」と。
理由が知りたい。
原発の再稼働のために再生エネルギーの受け入れに消極的だったと思われても仕方がない現状ではありませんか?
反対があんなにあるのに、まるで何もなかったかのように何も聞こえない何も見えないかのように。
「福島だってまだ何も解決してないじゃない」
「そうや」
「ゴミ(放射性廃棄物)はどうするのよねぇ。」
「ほんまやわぁ。」
「あほなことして、国も地球も滅亡していくんやわ」
「ほんとになぁ、滅びるしかないんかなぁ」
と、こうして書いていて気が付きました。
私も彼女も子供や孫の世代やその先の子達の笑顔を考えていますが、視点が違うのかもしれません。

ひとしきり政権や電力会社の批判をしたあとで、還暦を数年後に迎える私たち自身の生活設計についてささやかな夢のあるお話をして終了しました。
今回は彼女のほうから原発の話題が出て、はっきりと自分の考えを聞かせてくれました。
もう、気づかないふりやおとぼけをしている場合ではないと思ったのかな。
それくらい切実に危機だと感じている人が多いという事なのか、と感じました。

せめて過半数割れしていればねぇ。有権者の皆様、今どう考えておられるのかしら?


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