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お花見しました [ちょっとした出来事]

帯状疱疹で外出もままならぬまま、桜が終わってしまうのではないかと今年も諦めムードでしたが、時間と共に傷のステージが変わり、なんとか行けました。
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帽子を深めに、大きめマスク、首にはタオルマフラーをガーゼの上からと言う厳重装備で。毎年の花粉シーズンの怪しげな姿に加えて耳の辺りに隠しきれていないガーゼが出ているという形です。
母にもかなりの距離を歩いてもらいました。三千歩近く歩いたのではないかと思われます。途中腰掛けて休みながら、段差は低いながらも長い階段を手すりを使い、上り勾配の短い坂も制覇。
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後ろ手に歩く姿は高齢者っぽいですね。
ここで誰かとすれちがい接触でもしようものなら簡単によろけて転ぶところが前を行く人と後ろを歩く人との違いです。
帰宅後、湯船に浸かって体をほぐしてもらいました。昼風呂です。

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タンポポとすみれと水仙、桜。
もう花吹雪で、桜の絨毯になりはじめていました。
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大きな公園なのですが、バーベキュー場は朝のうちから満員でした。

母が来てから忙しく、私が体調を崩したりしたので、この日母が来てから初めてゆっくり外出をしました。


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若い!後期高齢者の母の骨が [ちょっとした出来事]

母は去年の夏頃から整形外科の処方でお薬を飲んでいます。
それで、こちらにきてから受診した病院でも処方をお願いしました。副作用が色々と心配なお薬なので、とりあえずは骨密度を調べました。そしてお薬がなくなったので先日病院へ行くと、「骨密度は100点です!」と主治医が。100まで大丈夫、と言われた介護者として病持ちの私は、「私が先になったらどうしよう」と心配になりました。
こちらが100点のレポートです。
まず、腰椎。
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そして大腿骨。
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多分、私よりも良いのではないかと。随分前に検査した時、同世代と同じかやや下だった様に思います。
玄関で転んで骨折、骨密度の心配な細身の同級生に思わずLINEしてしまいました。

褒められた母は少しツンデレしながら嬉しそうでした。
悪いところだらけで、忘れることに不安を感じながら過ごしている日々。
若い人よりも優っているところがある事はすごく嬉しく自信につながるのでしょうね。

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春彼岸  恒例の牡丹餅です [ちょっとした出来事]

春のお彼岸もお中日となりました。
やはりここは作っておかないと。
と、まだ全快はしてないのですが朝から小豆を煮てもち米を炊いて母にも手伝ってもらって作りました。
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きなこの牡丹餅には小豆のあんこ玉が入ってます。
母の好みに合わせて塩のパンチが効いた小豆あんときな粉の味付けにしてあります。よく隠し味と言いますが、母の味は塩が隠れていません。
母はきなこが大好きで、ご飯にもトーストにもきな粉をパラパラ美味しそうに食べてます。


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二世帯同居中 [ちょっとした出来事]

ご無沙汰をしております。
ただいま二世帯3人で同居中です。

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一月二月は波瀾万丈、怒涛の日々でした。
一月末6人目の孫、ちいちゃくてかわいい女の子が産まれました。
そんな中、上の子の1人が発熱。息子の仕事の都合で数日泊まり込み。おかげで初めて孫の作品展に行きました。
そして、ママが退院したので帰宅。
やれやれと思ったら老健入所中の母が食事を食べなくなったと連絡が。あれこれ対策を相談したり宅急便を送ったり。そうこうしているうちに貧血がひどくなり治療のために退所することに。入所は春までの予定で、春になったら自宅に戻り、元通りの生活をするつもりでしたが、現状では無理なので私のマンションで同居して通院することになりました。まだ雪の心配のある頃のことです。
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それから母の引っ越し、移送方法など相談して二度の帰省で宅配便も利用して全て輸送。二度目の帰省では中古の車椅子も購入して母を一旦自宅で一泊後県外への移動を終えました。
こちらに着いてからは母のデイサービスを決め、新しい住まいに慣れてもらうまで母の行動に注視して改善や工夫を考えました。
狭いマンションの空間なので迷うはずなどないと思っていましたが、逆に狭いところにいくつもの同じ様なドアがある事で迷う様です。案内表示や部屋に表示を貼りました。
それでも数日は変なところに向かったりしていました。
そして、共同生活なので我が家なりの決まり事の様なものも。
出かける日はカレンダーに書き込んでいますが、以前の生活と混同するのか不思議な行動をしたり。
そんな行動を見ると、口には出さなくてもかなり頭の中は混乱しているんだなとわかりました。
受診してこれからの通院先も決まりました。
異動に伴って介護保険証や老人医療の保険証なども直ぐには発行されません。一旦自費で支払い、保険証が発行されてから払い戻されます。
そして日々の生活。
貧血の改善など食事を考え、好き嫌いがある母のために、郷里の漬物や煮物を作って一品は必ずつける様に。
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これまで母や親戚、隣のおばさんなどから色々と教えてもらっておいてよかったです。
着替えは、脱いだものが自分でどれだったか忘れてしまうので私たちが覚えていないとなりません。何しろきちんと畳んで片付けられているとわからなくなります。
靴下になると、じっとみてないのでどれだったかわからずに、ええいっと思い切って全部洗うことに。
夜中のトイレのためにこれまで点けてなかった常夜灯をつけたり。
介護保険でベッドとトイレの手すりをレンタルしました。
普段は杖なしで歩くのですが、立ち座りや方向転換の時にバランスを崩します。
肥満生活うん十年の母ですが、食べなくて病的な体重減少ではなく、規則正しい食事を楽しみながら体重を減らして心臓の負担を減らせたらと考えています。
と、何となく暮らしにリズムができてやれやれ、と思っておりましたら私に帯状疱疹が出ました。という悲しい結末で現在進行形なんですが。
口からと膿疱からとウィルスが出るという事で、お家でもマスク、膿疱にはガーゼを。私の膿疱の部位が首から耳、頬なので、ある角度からはミイラの様な。いっそガーゼでマフラーしたほうが早いのでは無いかと思う次第です。
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まだしばらくはこの状態かなと思うと気持ちが滅入りますが、桜の便りも聞かれる時期になり、花見散歩に家族で行けたら良いなと治癒する日を心待ちにして過ごしております。




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謹賀新年 [ちょっとした出来事]

謹賀新年

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ことしもよろしくお願いいたします

コロナ後の世界、少し見えた様な見えない様な。
年末から始めた断捨離、続行中の新年です。


年々手抜きになるおせち、今年はついに手作りがなますだけになりました。
減塩で、塩揉みではなく湯通しして白だしとアガべシロップと柚と酢を薄味に。他は市販品なのでカロリーも高めで味も濃いですね。


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2年9ヶ月ぶり [ちょっとした出来事]

もう3ヶ月前になりますが。
愛知と実家を定期的に行き来し始めた頃。毎年1月のコンサートで会っていた友人からLINEが入りました。用事でこちらに来ると言うのです。ちょうど日帰りで夫が迎えに来てくれる日だったので待ち合わせをして会う事にしました。
コロナで往来が難しくなる直前のコンサートで会って以来なので約2年9ヶ月ぶり。
少し前に出来た道の駅「荒島の郷」で待ち合わせる事にしました。
半分はmont-bellというショップになっています。

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顔を合わせると怒涛のようにおしゃべりが始まります。しかし、お昼を予定したお店は人気店なので大急ぎで市街地へ。
ランチにオススメしたお店は「福そば」というお蕎麦屋さんです。
高校生の頃はお蕎麦の味がわからないお子ちゃまだったので、お好み焼きを食べました。
予想通り何組か並んで待っている方々がいました。話すことは尽きないので待ち時間も苦になりませんでしたが。
実は彼女たち夫婦は数週間前にコロナ発症でしばらくお家にこもってました。医療従事者の彼女はもちろんワクチンも接種済みでしたが、かかる時はかかるようです。幸い軽症で、熱が下がってからはお家の修繕をしたりゴソゴソと家の中を動き回っていたそうです。
程なく順番が来て中へ。
私の知っている古い店構えからリニューアルして内装も外装も素敵な店構えになっていました。
お昼は天ぷら付きのおろしそばにしました。
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福井名物のおろしそばに、小鉢と天ぷら付き。大根おろしの入った蕎麦つゆが別添えになっていて食べる前にかけて食べます。
何しろお蕎麦なのでランチも早く終わりました。
そして、観光案内するには時間がなかったので朝市がいつも開かれる通りを紹介してから私のおすすめの珈琲店へ。
「モモンガコーヒー」です。
大野の水は名水百選に選ばれている歴史のある美味しい水なのですが、店主がブレンドして入れるコーヒーはまろやかでとても美味しいのです。
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このカップの形状も飲む時にコーヒーの香りが逃げずに楽しめるようにと考えたそうです。口すぼみ型です。
色も綺麗でネットでもすぐ売り切れになっています。
この日は店頭で見つけたので自分用に買いました。
若い頃の思い出を共有する友達と話すのは気楽で良いものです。夫たちが何を話していたのかはわかりませんが、私と彼女は最近お互いに同じ病で治療を受けた事もあって、体の話や子供達の話、そしてたわいもないことを言って気楽な時間を過ごしました。
そして、また会える日までと約束をして別れました。ほんの数時間ですが、旅先で会って話せるとは思っても見ず、私にとっては本当にありがたい時間でした。

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師走。 [ちょっとした出来事]

寒いだの暑いだの言っている間にもう師走です。
雪の多い実家のあたりでは、近くの標高の高い山に何度か冠雪し、近所のイチョウの葉も落ちてしまいました。
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母には冬の間施設で過ごしてもらうことにしました。悩みましたが、関係者の方々にお助けいただき過ごせていた一人暮らしも昨シーズンの冬の問題の数々を考えると無理かなと。春までの数ヶ月、自宅を離れて過ごしてもらうことになりました。母の入所した施設ではインターネットでのリモートはやっていないので電話で数分話すことしかできません。こちらからは葉書を書こうかなと考えています。
近くの山の辺りまで紅葉が降りてくる頃になると近所の小川では畑から収穫した里芋を洗う水車が回り、雪の下になり収穫できなくなる野菜を自宅で保存する作業も始まります。
家を離れた親戚や子供達に里芋を送るのはこの時期の歳時記かもしれません。
年末になるとお餅をついて野菜と一緒に送ります。私の実家ではもう何年も前にできなくなったことですが、元気で野菜作りを続けているお宅では美味しい郷里の味、おふくろの味を送られています。
そして欠かせないのが雪囲い。
屋根の雪を下ろすとその衝撃や圧迫でガラスが割れたり家が傷むこともありそんなことを防ぐためにも欠かせません。昔は竹で出来た簾に似たもので囲い、荒縄で縛ってましたが、今はハウスメーカーからスマートなものも出ていますし、実家では半透明の波板ボードを使っています。透明だと家の中が明るいですし、陽射しが入ります。
昔は炬燵や火鉢の準備もありましたが、今はストーブやホットカーペット、床暖房。膝が悪くて立ち座りが大変になると共に炬燵は出番を無くし、空間を温める形へと変わっていきました。
私の子供の頃に比べると様子も変わってきた冬支度ですが、基本は変わらない様です。
冬支度といえば、動物達も。
母の入所後、部屋でお布団を敷いていたらドーンと大きな音が。窓から外を見ても何の異変もなく。翌朝隣のおばさんが「大屋根に2匹の猿がいた」と。聞いたところによると、留守宅の二階の窓の鍵が空いていたりすると窓を開けて侵入するのだそうです。ドーンと音がしたのは木や屋根から飛び移ってきたお猿さんの音のようです。
私が寝室にしていたのは家の内側で廊下の雪見障子から明かりをとる窓のない部屋。母の寝室は窓がある表に面した部屋。母の部屋の明かりがないのでしめしめとやってきたのでしょうか。
数年前から高速道路の工事で山の動物達の穏やかな暮らしが守れなくなっている様なのですが…。
私の子供の頃にはなかった畑の周りを囲む柵やネットに「何だかなぁ」と思うこの頃です。

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