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無関心は罪かもしれない… [その他]

原発…、いつの間にこんなに日本中に出来ていたのでしょう?
その事に関心を持たずにどんどん電化されていく世の中に慣らされていた自分。
電化され便利になる事に戸惑いを感じ、手をかける、手間をかけるという事で生まれる大切なものを失っていくかもしれないという事は漠然と感じながら供給される電力には関心を払っていませんでした。

今回の地震津波によって起きた原発事故をきっかけに、色々な事を知りました。
以前の記事にもリンクを入れたり動画のご紹介をしたりしました。
そしてトイレの無い家のお話。
これは漠然と「どうするんだろう?」と考えてはいましたが、実際にはもっと差し迫っているとか。
そんな中で見つけた「地下式原発を」というベテラン政治家様達のニュース…。
そしてある地元が原発の再稼働を認めるというニュース…。
   ……。


先日大阪在住の友人から久しぶりの近況報告。
話の流れで若狭湾の原発のお話に。
「あそこで今回の事故のような事が起きると琵琶湖の水がアウトになって大阪の水源が断たれることになるらしいよ。」
「え~、そうなん?」
「大阪も名古屋も敦賀辺りからの距離はそんなに変わらないから、何かあったらうちもそっちも無事では済まないよ」
「そんなに近かったぁ?」

賢い彼女なのでわかっていて知らなかったふりで話していたのだと思います。
でも、なんとなくですが、思い当たりました。
私は働き始めてから結婚、子育てという数十年の間そんな事に目を向けていませんでした。
目の前の生活で精いっぱい、手いっぱい。考える事は仕事の事と家庭、子供。
子育て中に環境問題や食品の安全性などに少し関心を持ち始め、畑を始めてからはさらに関心が深くなりました。  が、原発については無関心。
事故もありましたし報道もありました。
その時には心配をしたり怒ったり。
でも、じきに他のニュースの陰に隠れ「どうなったのかなぁ?」「報道されないくらいだから大丈夫だったのかな」と、関心も薄れ…。
今、この数カ月調べたり見聞きして現実を知り、そんな自分を後悔しています。

私達の世代は電化の広がりを肌で感じながら年を経てきました。
でも、子供たちの世代そして孫たち(私にはまだいませんが)の世代は生まれた時から電化された生活の中でした。

キャンプのような生活がレジャーでは無く日々の生活に近い時代があった事も教えなくては。
そして、原発の恐ろしさ、核廃棄物の処理が出来ない現状を知らなくてはいけないと思います。

某国会議員の方がわかりやすく説明されている動画がYou Tubeにありました。
こちらです。
くれぐれも、最後の結論まで御視聴なさいますように。途中でやめると勘違いなさるかもしれません。

この動画は2009年のものですが他にもツィッターやブログの中で発信をされておられるようです。
(私はZ党支持者でもM党支持者でもありません。念の為。)

節電しながら再生可能エネルギーによる発電を進め、原発は停め廃炉へという道筋をと願います。
今原子炉を停めたとしても完全に廃炉にするまでに数十年もかかるとか。(燃料を抜き取り解体開始まで5~10年。完全に撤収までだとほぼ20年以上?)
停めても燃料は発熱し、放射能は出続け、残り…。
ここで意識を変え、生活を変えないと。
そして現実、現状を知り、政治が何をやっているのか関心を持とうと思いました。
聞いていると嫌な気分にもなるのですが、国会中継をみています。
(小泉総理の頃に見はじめた国会中継です。)

中日新聞、東京新聞の6月3日朝刊の「特報」に気になる事が書かれていました。
「発送電分離」や「再生可能エネルギー拡大」への道筋がみえなくなったり閉ざされるようなことは絶対に無いように、政治が何をしようとしているのか関心を持ち目を離してはいけないのではないかと思いました。


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1~5巻まであります。


最後に以前にもリンクを入れましたがこちらのページ「原発がどんなものか知ってほしい」を。


タグ:原発
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漠然と思っていた事 [その他]

我が家は夫も私も山に囲まれた田舎の生まれです。
夫に至ってはごく幼い頃にはランプのある家で生活した事もあるという、共に野生児夫婦(?)。
実家にはヤギ、鶏がいてさすがに馬はいなくなっていましたが厩の跡があり。
はっきりいつまでという記憶はありませんがお風呂は薪。
周囲の家もそうだったと記憶しています。
というわけで薪を燃やすのは勝手に体が動くというくらい幼い頃に鍛えられ。

都会では電化製品が導入され便利な生活が始まっている頃にもまだまだという生活。

そのうち田舎でもほとんどの家庭でテレビや冷蔵庫などが生活の中に存在するようになりました。
そして電気アイロン(こてではない)、洗濯機、炊飯器、掃除機…。
生活の中にパン食が入ってきてトースター(飛び出すタイプ)も。
ご家庭の優先順位によって使うようになった順は違うと思いますが気がつけば冷蔵庫、洗濯機、掃除機、テレビ、炊飯器、アイロンがほとんどのお宅に。そして扇風機、電気コタツ。更にクーラーへ。
冷房、暖房も今ではエアコン、そしてホットカーペット。
更に発展して…これからは時代遅れの私にはもう最先端がわかりません。
幼い頃には自家用で持っているお宅が少なかったマイカーも今では一家に一台どころか一人に一台。
(これは地域の事情もありますが)
便利な生活になったものです。
若い頃にはそんな生活が憧れであり、快適で嬉しかったものです。
でも、ある時期から「こんなに便利で楽をしていいのか??」と疑問を持ち始めました。
電化製品や車だけのことでは無く、子供を育てるようになってからますます。
手をかける時間をお金をかける形に、という事が何と多い事かと考え始めたのです。

思いつくことをあれこれ取り上げるときりがありません。
ちょっと歩けばすぐそこに売られている食品。
好みのものが労せず見つかるくらい豊富な商品。

ある時ベテランママさんとお話して…
「今の子供達は物質的には不自由していないけれど可哀そうだ。」
「手に入らない、がまんしなくちゃいけないという経験も大事」
「作り上げる喜びや小さなことでもコツコツ努力して成し遂げる喜びを感じさせてやりたい」
もっといろんな面から話したのですが簡単に言うとそのような事を。
もちろん今の時代の中で子供たちはのびのび育っています。
 (わが子に不満があるわけでも決してないです)

そして、これは子育てだけの事ではないのではないかと思うのです。
うまく表現できませんが「ちょっと不自由、ちょっと不便」くらいが良いような…。
もちろんいろんな事情でその便利さが切実に必要な人や場面はあると思います。
(それは便利さという事ではなく)
ですが、全ての人がそうである必要はないのではないかと思ったりするのです。

子供達が巣立ち、いつの間にか自分もそんな事を考えなくなっていたのですが、今回の震災や原発事故が起きてからあらためてそんな事を考え始めました。

自粛ではなく生活の見直しです。

10年以上前に刺した刺繍。少々色が変わってしまいましたがようやく額を作ってもらいました。
刺繍額張り.JPG
この時代にまで戻ろうとは言いませんが、現代の生活にこの頃の生活を取り入れるのも良いかもしれません。



そういえば廃品や家にあるものでこんなものも作りました。
水入りろうそくたて点灯.JPG浮き防止穴.JPG
「水を入れた大きな壜の中にろうそくを立て、倒れても火災の危険が無いような形」
などと条件をいくつか並べて「考えて~」と伝えておきました。
もっと口径の大きな壜があればイメージどおりなのですがとりあえず手持ちの壜で試しました。
使うろうそくはお仏壇用の小さなもの。数本立てられるようにしてあります。
水を入れたままにして使わない時は蓋をしておけます。

穴を開けた部分が水のせいで錆びはじめたので、これから更に塗料で彩色。
ニスを塗って仕上げました。(画像はありません)


中部地方の地図を持ち出しこんな事を。
P4270024.JPG

子供たちや孫たちが安心して暮らせるように、これからの世代に負の遺産ばかりを残してはいけないと思います。

 あれ以来我が家では電気やかんと電気炊飯器、電気オーブンを使っていません。
 


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お鍋でご飯を炊きました [その他]

先日ふと思いついてお鍋でご飯を炊いてみました。

我が家のガスコンロには専用のお釜(3合用)で炊ける機能もあるのですが、少し古くなってそちらの微妙な機能が壊れています。(もう買い替えの時期なんですがまだ使えるので…。)
そういえば…と昔少量のお米をお鍋で炊いた事を思い出しました。
寮生活をしていた若い頃、共同の炊事場で昔ながらの一口コンロを使って蓋つきの小さなホーロー鍋で。

久しぶりに思い出しながら炊いてみたのですがおこげも出来てなかなか良いです。

鍋炊き.JPG
おこげご飯.JPG
小さな蓋つきの厚手鍋がないので愛用のステンレスのお鍋使用。
一合のお米に一合強のお水を入れて浸水。
蓋の上に重いマグカップを伏せて載せ着火。
沸騰するまで強火で(少ないのですぐに蒸気が出てきます)。
その後ごく弱火にしてプクプクが出なくなるまで加熱(約10分)。
火を止めてそのまましばらく蒸らし。

今回は蓋に湯気抜き穴がたくさん空いたお鍋を使ったので少し水を多めに。
(プクプクは出ませんので10分で火を止めました。)

新品同様のコンロ専用の炊飯釜。
もったいないのでこれを使ってオリジナル火加減でご飯を炊いてみようかと思っています。


注:ホーロー鍋は焦がしてはいけませんでしたね。



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あまりの事に… [その他]

時間の経過とともに被害の状況が少しづつわかってきています。
報道される画面の様子に驚きながら、あまりの事に現実の事とは思えないほど。
どうかこれ以上被害が拡大されることがありませんように。

運よく被害が少なく、ブログの記事を書くことが出来ている方の記事を拝見しながらニュース画面からは読み取れない現在の様子を少しづつ知ることが出来ています。

甚大な被害地への救助支援も始まっているようです。

頑張ってください。











タグ:巨大地震
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