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2019夏 利尻礼文フラワーハイキングの旅 [旅行]

昨年の夏、旅行会社のツァーに申し込んで北海道の利尻島と礼文島のフラワーハイキングに行きました。
夫と私それぞれの還暦のお祝いに子供達から旅行券をプレゼントされていたのですが、うまく利用できる形を思いつかずに時が過ぎていました。最初は飛行機の乗り継ぎとレンタカーでと思っていたのですが、時間の無駄が多く費用もかなり...。
ネットで探していると、名古屋からのチャーター便でのツァーが見つかり申し込むことにしました。
名古屋から稚内の往復がチャーター便となります。島へはフェリーです。
当日は名鉄電車で西春下車後名鉄バスで県営名古屋空港へ。
意外とご高齢の方が多くて私たち夫婦は若手でした。


稚内では宗谷岬の本土最北端の地へ。海の向こうにサハリンの島影が...見えない...。
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翌朝は5時前に起床。5時45分発のフェリーで礼文島の香深港へ。
フラワーガイドの方々と共にバスでハイキングに出発です。
が!大変なアクシデントがおきました。
まだ一度しか履いていなかったトレッキングシューズの靴底がはがれてしまいました。
自分で手持ちのひもで縛って応急処置をし、フラワーガイドさんや添乗員さんに相談したのですが島には靴屋さんもなくお手上げで、午後の予定は断念しようと覚悟を決めていました。

暗い気持ちでスコトン岬へ。
私の気持ちの様にお天気は風雨激しく。
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何だかここで数組の方に撮影をお願いされましたが、心ここにあらずでどんな方だったか覚えていません。ちゃんとアングルを考えてシャッターを押したのは言うまでもなく。
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島の人と言うお店で昆布製品のお土産を買いました。

午後のコースの前に美味しい海鮮丼のお昼ご飯。その後の散歩をしながら夫に、こんなことになってしまったのだから必ずもう一度連れてきてほしいと約束させました。

そうこうしていると添乗員の方が自分の靴を貸してくださると言ってくださり、皆さんと一緒に林道を歩けることになりました。添乗員さんはサンダルのような靴を履かれておられます。道々バスガイドさんとお話ししながらその事を気にしていると、「何度も来て道に慣れている方だから」と慰められ申し訳なさでいっぱいでした。でも、実際歩いてみると私にとっては実家の周辺を歩くのと変わらず、かえって私の方が歩き慣れていたのではないかと思ったくらいでした。
そして、レブンウスユキソウの群生地へ。
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宿泊は港近くのホテル。
チェックイン後早々に添乗員さんに靴をお返ししてスーパーのようなお店でガムテープとビニールテープと接着剤を購入。ついでに昆布焼酎とイカ墨裂きイカを。
ホテルのお部屋で夫が靴を修繕してくれました。
何だか夫の靴も怪しげで簡単に補修していました。

翌日は午前中で礼文島とお別れして午後からは利尻島へ。
私の気持ち同様お天気も良く。
桃岩展望台コースをフラワーハイキングです。
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すぐに霧が上がってきてなかなかベストショットが撮れませんが。
桃岩を背景に。
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バスで桃岩の下へ。
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海がとても綺麗でしたよ。
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礼文島から利尻島へ。
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バスで島をほぼ一周しました。
なかなか利尻富士の全容が見られませんでしたが、一周するうちに時々雲が切れました。
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やっと少し鳥を撮ろうという気持ちも出てきて。

夜はいくつかのホテルに分泊だったのですが、フェリー乗り場に一番近くのホテルは私たちを入れて数組。なぜか私の靴の話で盛り上がってしまいました。
で、実は夫の靴もこの日ぱっかんと靴底が。
同宿の方で以前同じ経験をした方もいて、履かないで大事に片づけておかずに履かないとだめだという結論に。よく考えてみると礼装の靴もそうなんですよね。


翌朝は早起きして利尻富士を。
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島の朝は早くて、元気なおばあさんが港に置いてあったリヤカーを取りに来られてもう一仕事すませたと話されていました。

朝食を済ませたらバスでフェリー乗り場へ向かい稚内へ。
稚内でお土産を買って空路小牧へ向かい、往路と同じ経路で帰宅しました。

ちょっと残念な旅でもありましたがとても思い出深く、きれいな景色や花、元気な後期高齢者の皆様と触れ合えて幸せな時間でした。


利尻礼文へは友人夫婦から誘われた際に一緒に行けなくて残念だったのですが、元気なお兄様お姉さま方とご一緒してみて、もう一回くらいみんなで行くことができるかもしれないと思ったりもしました。


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コメント 3

enosan

私共ももう何年前になるかな、利尻礼文島に初めて行ってきました。
幸いお天気がよくハイキングも心地よく心いくまで楽しんできました。
シューズの話、私も経験があります。買ったとき1度履いただけで大事にもう一足の方ばかり履いて大事に置いていたんです。そして2度目のハイキングで履いたところ靴底が大きく剥がれてしまいました。
そのハイキングの帰り道その靴を買ったお店に寄り欠陥品ではないかと話したところ、靴は買ったら履かなければこのようになると聞き賢くなりました。
利尻礼文島出来ればもう1度行きたいがもう多分無理だと思っている。
by enosan (2020-04-17 09:21) 

MERRY

北海道はかなり回っているんですが、利尻礼文島は
まだ行ったことがありません。
シューズ、夏の間に弱ってしまうんですね。
私はお葬式に行った時にあまり履いていなかった革靴の底が
はがれちゃいました。とほほでした。
by MERRY (2020-04-17 17:07) 

畑の帽子

enosanさま
時期を変えて行けばまた違ったお花が見られますし、もう一度行けると良いですね。私が参加したツァーにはとてもお元気な後期高齢者の御夫婦もいらっしゃっていて普段からよく近くの山などへ出かけられるのだと話されていました。毎日ウォーキングを続けていれば礼文島のハイキングコースを歩くことは可能なのだと感じましたよ。
今の新型コロナ鎮静化後までコツコツと頑張りましょう。 ^^
MERRYさま
利尻、礼文、お勧めします。^^
行けるのは新型コロナ鎮静化後になると思いますが。
靴は夏の間というよりも経年劣化とでも言いましょうか。
礼服用の靴は夫のものがそんな事になったことがありました。礼装用だから良いものを選んでいるし、余計トホホですよね。場所が場所だから困っちゃう度合いもね。^^;
by 畑の帽子 (2020-04-18 23:20) 

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