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再生可能エネルギー促進しましょう [その他]

先日の九州電力の記事に続いて再生可能エネルギー買取について。

今日の新聞記事によると四国、北海道、東北、沖縄の電力各社が大規模太陽光発電所など再生可能エネルギー事業者からの買取手続きを中断するそうです。
固定買取制度に基づく契約が急増し、送電網の容量を上回った為だとか。
これで、電力10社のうちすでに買取制限していたり中断するのは7社。
一般家庭からの買取は、従来通り継続するそうです。

ちなみに、平成13年夏の最大電力需要と認定容量を比べた棒グラフを見ると沖縄、東北、北海道がかなり比率が高く、九州は追い越しています。
つまり九州電力の場合、全部受け入れたならばすべて自然エネルギーで賄えると、数字上は。
(駆け込み申請で、用地、設備が不備な業者がある可能性もあるそうですが)

自然エネルギーは天候、自然に左右されると言います。
そんな不安定な出力を安定させる為大型蓄電池が活躍するのですが、この大型蓄電池は多額の費用がかかると言います。
でも、原発と比較したならば…。
みなさんはどう考えますか?


経産省が買取制度の抜本改定に入ったそうです。

認定を受けたメガソーラーなどがすべて運転を始めた場合経産省の試算では、電気料金に上乗せされる賦課金の総額が四倍超になるとか。
経産省ではこれから再生可能エネルギーの導入拡大と国民負担の適正化が両立する制度への作り替えを目指すそうです。

我が家の場合
3.11以前の2年間の使用量で再生可能エネルギー発電促進賦課金と太陽光発電促進賦課金の合計を計算すると平均月額250円代。
3.11以後は節電していますので、多い時で160円、少ない時は100円以下。
これはすべて今年の値上げ後の単価で計算しました。(kwhあたり、0.75円+0.03円として)

我が家は今は標準以下の家庭らしい。
160円の4~5倍として640円から800円の上乗せ...許容範囲かな。
再生可能エネルギーの為ですもの。

今回の見直しでどの様に変わるのか、ブレーキになる様なこと無く、軽快なアクセルを希望します。

そして、私達がなすべきは生活の見直し。
ちょっとづつでも、まだまだ出来ることはありそうです。


難しい事はわかりませんが、この火山列島、地震列島で何百年も核廃棄物を安全に管理し続けられる場所があるとは思えないのです。
やはり 誰かが犠牲になっての作業を強いられるような、核廃棄物を処理できないような原発を動かすというのは納得できませんし反対です。
まして一度事故が起こればどんな事になるのかは幼い子供でさえも知るほど。
未だ事故の終息はしていないと考えます。
そして、福島のみならず安心して暮らせないと感じながら生活している方たちはどれほど広い範囲に及ぶ事か。

政治は、経済は誰の為に?などと考える事が多くなりました。


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めりっさ

3.11以降、一貫した姿勢で生活し、発信なさっている畑の帽子さんを尊敬しています!
節電、ほんの少しでも見習いたいと思いつつ、ほとんどできていない自分をあたらめて反省しなければ…と思った今日の記事です。

by めりっさ (2014-10-01 14:00) 

majyo

再生可能エネルギーを買い取り中断とは おかしなことですね。
川内原発の近くには桜島もあり、また市民も大多数が反対しています。
目先にとらわれず、脱原発を本腰入れて、世界に先駆けて
いかなければならないと思います。
節電はしていますが、再生可能エネルギーはどうもわからないことが多く
勉強させていただきます。

by majyo (2014-10-01 17:31) 

ラック

電力会社の目先の利益追求には呆れてしまいます。

by ラック (2014-10-02 15:33) 

畑の帽子

めりっささま
majyoさま
ラックさま
コメントありがとうございます。
買取法が施行された当初から新聞紙面でもいろいろ危惧されていましたが、ここでより良くグンと進む方向に変えて欲しいものです。
将来を見据えて。
by 畑の帽子 (2014-10-05 11:35) 

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