これまでと同じ日常がある幸せ

半年が過ぎてしまいました。

早いもので、母が来てからもう8ヶ月。

すっかり家の生活にもデイサービスにも慣れた様子で、無愛想な娘と過ごす家よりもデイサービスが待ち遠しくてたまらないようです。

こちらに来た当初に心配されていた身体の不調はそれなりに落ち着き、年相応の機能低下と言えるような状態です。ところが、心配するあまり頑張って食事作りした結果　栄養過多　となり、栄養余りな血液検査の数字となってしまいました。

少し反省して、全体に量を減らそうかと考える今日この頃です。

何も無い日常と言うのは当たり前のようでいてなかなか続かず、穏やかに時間が過ぎることの有り難さが身に染みています。

毎日何を目指して暮らしているのかなとちょっと考えてみたら、何も起こらないことを願って暮らしていることに気がつきました。こんな事は、若い頃には意識しなかったような気がします。

久しぶりに歩いたウォーキングの堤防からピンクの田んぼが見えたので、近づいてみると広いコスモス畠がありました。

この数年、麦の翌年に蒔いているのだそうですが、娘の出産、父の死、コロナ、母の介護、私の病気、と自分達しか目に入らず、周囲の変化に気がついていませんでした。

少しずつ知人達の消息を確かめつつ自分自身の生活も取り戻したいなと考えています。

コロナで失ったもの得たもの色々ありますが、できることをやってきて今があると思っています。

コメント 2

お久し振りです。お母さんお元気の様子何よりです。
私共も89歳と85歳、老々介護しながらの毎日です。
毎日 今日を１日をなんとか過ごせたら上出来と話しています。
ブログも何時まで続けることができるかわからないこの頃です。
寒くなってきます、お母さん共々お元気で。
このブログ記事6月8日付けになっていますが全く気がつきませんでした、ごめんなさい。

by enosan (2023-11-01 10:08) 

enosanさま
スマホからの投稿で、6月に下書きしたものに続けたので日付に気づきませんでした。とりあえず今日の日付に変えましたが投稿は昨夜です。申し訳ありませんでした。
母は持病もあり、要介護認定されるような身体の状況ですので同年代の方が元気にお一人で電車で出かけられているとお聞きしてびっくり仰天するほどです。本当に個人差が大きいお年頃だと思いました。
ご夫婦共にお元気で、これからもあちこちお出かけしてくださいね。
by 畑の帽子 (2023-11-01 15:00)