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足立美術館 [旅行]

 これまで 何度も行っている島根や松江近辺なのですが 足立美術館へは一度も行ってなくて 周囲に強く勧められたこともあり、夫の同窓会に同行して 週末玉造温泉泊のプチ旅行をしました。
新幹線のぞみと 岡山から伯備線を乗り継ぎ 安来で下車。 
  夫のお友達が迎えに来てくださって「足立美術館」へ行きました。

       お土産に購入したガイドブックです。
こちらの美術館については こちらをどうぞ。
          http://www.adachi-museum.or.jp/ja/index.html

所蔵美術品については 撮影は不可ですが 庭園の撮影は可なので コンパクトデジカメで。
     

    「庭園日本一」 海外の某雑誌のランキングで高い評価を得たそうです。
     

私が無造作に撮っても被写体が良いので こんなに綺麗に撮れます。
     まるで 絵の様な。「庭園もまた一幅の絵画である」との言葉に納得です。
             遠くの山は敷地外の借景です。
     

     こちらの↓奥の崖から滝の水が落ちているのがわかるでしょうか?
     
      こんな風に。
     
       実はこの庭園とこの崖の間には 広い一般道が通っています。

     そしてこちらには お茶室も。
     
      この小道の脇には こんな風に涼が。
     

雑誌などでも見たことがあるのですが 順路を回っていくと 日本家屋の中で 額縁のようにくりぬいた壁の向こうに庭園の景色が見える場所があり それぞれ 生の「衝立 額絵 掛軸」となっていました。本当に綺麗です。
ちなみに 美術館の展示室への順路をまわって行く形で これらの庭園が観賞できます。
ちょうど つつじが終わって 緑と水と砂と石が美しい庭模様でしたが 紅葉の秋や 雪景色の冬の庭も機会があれば見てみたいものです。



日本画の作品が多く収蔵されている美術館ですが 横山大観がメインで 他にも多数の有名画が。
中でも 気に入って お土産に買った絵葉書で ちょっとだけ。 (ふくろうは 童画です)
     
   左上は竹内栖鳳、下が菱田春草、右下は 平山郁夫さんの作品です。
   こちらは↓横山大観のセットから。
     
     
これはほんの一部ですが 季節によって展示品も変わるそうです。   


足立美術館のそばには 安来節を実演している演芸館があり 日に数回舞台で上演されています。
あいにく時間が合わず、ビデオを少し見てきました。
     
      巨大な ざるです。
     
     
入り口の辺りで 太鼓を演奏していたので 撮らせていただきましたが カメラ目線でとっても親切。
         この方達が 踊られるのでしょうか。 
        

      足立美術館

      


こちらは↓ホテルのお部屋から見た お庭。
 曲水の庭園ということです。 夕暮れ時で 篝火が焚かれていました。
     

そして 夜ホテルで催された 安来節ショー。 
         まずは 銭太鼓。
     
       そして 安来節(男踊り)。
         
温泉は 何度も入りましたが 翌朝の雨の中の露天風呂は趣が変わって面白かったです。


お食事ですが…。印象に残ったのは…。
      活きたあわびです。

これを 焼いて頂きましたが なんともドキドキ。 「残酷焼き」 …ですか…;。
   海水の塩味とバターちょっぴりの風味で 肝まですべて完食しました。
   歯の調子がよければもっと美味しかった事でしょう。


畑ネタちょびっとのぼちぼち更新でブログ継続を決めたのですが 先日行った場所の庭園がとっても綺麗だったので 連れて行ってくれた夫と 車で案内してくださった現地のお友達お二人への感謝をこめて記事にします。
あと一記事 後日に続きます。


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enosan

すばらしい庭園ですね、日本一は掛け値なしです。
私にはほんとの良さはわかりませんが横山大観の絵や本場の安来節は一度見てみたい。
あわびも食指が動きます。
by enosan (2007-06-29 18:19) 

Ryu

慎に立派な庭園ですね!日本一つまり世界一の日本庭園という事ですね!花や紅葉のない時期ではありますが、山や滝の借景を上手く取り込んで奥行きの深~い庭園ですね。機会があれば是非行きたいと思います。
by Ryu (2007-06-29 18:58) 

畑の帽子

enosanさま
あまり あちこち多くの庭園を見たわけではありませんが 何処のポイントから見ても 何の苦労もなく美しい画像になるという初めての体験でした。生の額絵や生の掛け軸 や生のついたては驚きでしたよ。 

ぜひ本場の安来節を御覧になって ついでに 男踊りをマスターなさるとか…。(笑)  私の住んでいる市にも「保存会」があり 時々発表されているようです。 
by 畑の帽子 (2007-06-29 19:52) 

畑の帽子

Ryuさま
周囲のロケーションとうまく調和が取れていて 本当にお見事!でした。 
観光ポイントの多い地域ですし お薦めいたしますよ。
特に 古事記や神話の世界に関心のある方には 魅力的な場所があちこちにたくさんありますし。
by 畑の帽子 (2007-06-29 20:05) 

桔梗

はじめまして
美術館や庭園めぐりの大好きな友達が、一昨年、金沢から軽自動車で足立美術館に行って来ました。(車中泊で1泊2日の強行軍!)
「一度は絶対に行きたい美術館だったの」と、興奮気味に話してくれましたが、本当に素晴らしい庭園ですね。
日本人に生まれてよかった!私も行きたくなりました(^^)
by 桔梗 (2007-06-29 21:14) 

SAMEDI

すごい!見事な庭園ですね。
ほんとに絵のようで完璧。まさに芸術品ですね。
by SAMEDI (2007-06-30 00:59) 

春分

夜になるとコビトさんたちが刈り込みに勤しむのでしょうか。
裏の努力を思うとめまいがします。
借景というのはよいものですよね。
by 春分 (2007-07-01 15:49) 

畑の帽子

桔梗さま
はじめまして。 少しだけ ブログ拝見いたしました。
数年前までの我が娘を思い出し 思わずうなずいたり微笑んだりさせていただきました。
金沢には 兼六園という素晴らしい庭園がありますね。 幼い頃に何度か遠足で行きました。 そんなところに暮らしていらっしゃる方が 認めていらっしゃるのですから やはり日本一なのでしょうね。
私も もう一度行けるかどうかわかりませんが 機会があればぜひお薦めいたします。
by 畑の帽子 (2007-07-02 09:52) 

畑の帽子

SAMEDIさま
 本当に 時間が許せばボーっと座って眺めていたい位でした。
こちらへは 米子空港への便がありますし 温泉もあちこちありますよ。
米子と安来の駅からシャトルバスも出ています。 
                鱸の奉書焼などは いかがですか?
by 畑の帽子 (2007-07-02 10:01) 

畑の帽子

春分さま
 そうですね。 この状態を維持管理することは 大変な事だと思います。  翌日行った別の場所の庭園では 15人ほどの庭師の方がいらっしゃるということでした。 
出来れば 小人さんがこっそり手入れしているのであって欲しいとも思いますね。 
このあたりは 広々していて遠くの山々の色形も 見事になじんでいます。 
by 畑の帽子 (2007-07-02 10:10) 

momoe

大変な規模の庭園ですね。
お茶室では一服できるのでしょうか?
by momoe (2007-07-02 19:33) 

畑の帽子

momoeさま
 出来るようでしたよ。
お茶室の他にも 庭を望む落ち着いた静かなティールームもありました。 
 幸い好天でしたが 雨の日もまた風情があるでしょうね。
by 畑の帽子 (2007-07-02 20:15) 

ごまかん

広い庭園なんですねー。
なだらかだったり、まーるい雰囲気だったりで、心地よい感じ。
季節ごとにいろいろな表情を見せてくれるのでしょうね^^
by ごまかん (2007-07-02 20:29) 

畑の帽子

ゴマフさま
 若ーい頃は わからなかった 侘び寂の世界が少しは感じられるようになってきたのでしょうか、ひどく心地が良かったです。
地元のお友達は 何回もいらっしゃっているということでしたので 雪の時期や紅葉の時期も御覧になっているのでしょうが 私は 雑誌やパンフレットで見るのみで きっとこの夏の景色がずっと心に刻まれるのでしょうね。 又行けるかしら…。
by 畑の帽子 (2007-07-02 21:53) 

MERRY

絵葉書みたいで、びっくりしました!
すっごくきれいな庭園ですね。
私も詫び寂びの年代に入っているので、一度、訪れたい、そんな気持ちになりました。
日本もまだまだ行ってないところがいっぱい!
by MERRY (2007-07-04 18:17) 

畑の帽子

MERRYさま
一生のうちにどれだけのところを訪れ どれだけの物を見られるのかわかりませんが 残念ながら 限りがあると思うので せめて 家族の縁の地くらいは行って見たいかなと思っています。
 何年か前から「何処行きたい?」「温泉!」というパターンに。
             体を お湯でほぐしたいお年頃です。
by 畑の帽子 (2007-07-05 17:02)