宣言解除後も変わりなく [ちょっとした出来事]
コロナ第五波は収束かとは思いますが、宣言が解除されてもこれまでと同じ暮らしが続いている畑の帽子でございます。
人と話す事さえもためらう日々を送ってきましたが、気になって声をかけてしまいました。おかげで温かい気持ちになるお話を聞けました。
変わったのは夫の仕事が再開した事で朝のお弁当作りも再開した事くらいです。
昨年の春以来何度も大きな感染の波を経験し、家族とも親しい人達とも分断された時間が過ぎて行きました。そして今改めて「コロナ以前と同じ生活には戻れないと覚悟を決め、意識を変えて新しい生活を構築していく必要があるな」と考え始めています。
それにしてもこのコロナ禍の始まりから現在まで、もどかしく悔しく悲しく腹立たしいことばかり。
この世界的な危機の中でも利権を追う動きを感じ絶望的な気持ちになりました。それは3.11の時に党の垣根を越えて危機に立ち向かって行くべき時にも政権を取り返そうと足を引っ張る動きを見せられ絶望と怒りを感じたあの時と同じ。これまでも何はなくとも◯◯◯党以外という投票方針を貫いてきましたが、このコロナ禍の一年半あまりでより強い思いを持つようになりました。
そしてより絶望的な気持ちになったのは既存のメディアだけではなくSNSもそのまま受け取る事ができなくなった事。
コロナ前から「日本が壊れていく」と感じていましたが、国民の選択の結果だと諦めるにはあまりにも酷い有様になった様に思います。
ともすれば悲観的になったり重苦しい気持ちになりがちな日々なのですが、小さな優しさや思いやりに出会ってホッとする事もありました。
早朝のウォーキングの途中、私よりも少しだけお兄様と思われる方々が炭バサミとビニール袋を片手にゴミ拾いをしながら歩いておられました。またある方はバケツと網を原付に積んで、水の抜けた水田の脇の水桝に取り残された鮒の救出を。
まだ小さな鮒や美味しそうな(!?)鮒もいましたが、近くの川に放してやるのだと話されていました。
もちろんマスク着用中。
ウォーキング中は人が近づくと着けて離れると外す、を繰り返しています。
最近は不織布マスクを利用しながら布のマスクカバーとの重ね着けという形が日常的になっています。
病院や人と話さなければならない用事などの時には不織布の上からウレタンや水着素材のマスクで押さえての二重着け。カラーの不織布マスクも時々使って楽しんでいます。
お彼岸です [ちょっとした出来事]
私の実家のお墓には2週間前にお参りはしたけれど夫の郷里には行けなくて「ご無沙汰して申し訳ありません」と思いながら仏壇のご先祖様のお位牌に手を合わせているお彼岸です。
今のこの状況をご先祖様達はあちらからどう思ってみているでしょうね。
もう秋ですね [ちょっとした出来事]
あれからもう1ヶ月が過ぎました。
お盆にも帰省できず、いったいこのコロナはどうなるのかとモヤモヤ不安定な気持ちで電話だけの遠距離介護を続けています。
9月に入ってとうとうストレス過多で心身症に。
緊急事態宣言下でしたが、厳重警戒体制で日帰りで実家に行って独り暮らしの母の顔を見て話し、生活の様子を見てきました。
一目様子を見てほんの短い会話だけでしたが随分安心できました。
お昼の食事も、朝お弁当箱にあり合わせを詰めて河川敷で夫婦でピクニック?。
飲食を共にしない為です。
広い家ですが、側にいるとどうしても一緒に食べてしまうと思うので。
母の外出予定に合わせて出かけて、留守中に家の中の用事を済ませるという形にしました。
ここまでするのは私達が県外からの来訪であることと、変異ウィルスの感染力を警戒して万が一を避けるため。
こちらに戻れば戻ったでまた心配が始まるのですから一瞬の気休めですが、気休めが持てて良かったです。
前期高齢者の夫婦は長距離移動に疲れて、帰宅後ぐったりと数日を過ごしました。若い頃なら…。
その後もストレスがなくなることはありませんが、あれこれ自律神経を整える方策を試しながら暮らしています。
そのひとつがずっと続けているウォーキング。
田圃の中と堤防を歩くコース。
道中のお宅のお庭や畑などにも季節の変化を感じられます。
自転車で中学生が通り過ぎて行きました。
彼岸花が咲き、稲穂が色づいて重そうです。
堤防でもススキやツリガネニンジン。
神社のフェンス沿いには数本の四季桜があるのですが、数輪見つけました。
柘榴も赤く。
そろそろ稲刈りも始まり、刈り入れが終わるとまた違った景色が見られます。
蝉の声が聞こえなくなり、赤とんぼが飛び、虫の音が賑やかです。
今日は雨模様で月が見えません。
でも、朝のウォーキングでススキと吾亦紅、萩を摘んできました。
お団子の粉がなかったので夕飯に小さなおにぎりをたくさん作って雰囲気だけお月見を。
いろいろしんどい事もあるのですが、5歳の孫が幼稚園でじいじとばあばの絵を描いてくれました。ビデオ通話で見せてもらったのですが、ストレスも忘れる嬉しさでした。
3歳になる3人の孫達もそれぞれに個性が違った可愛い姫達になりました。
今年生まれた孫はもう6ヶ月のハーフバースディも過ぎてとても元気です。
なかなか会えない孫達ですが、スマホのおかげで日々の成長を身近に感じさせてもらっています。
八方塞がりました [ちょっとした出来事]
ウォーキングを再開してからひと月余り。体力を取り戻そうと頑張っています。
このところの雨続きですが、傘をさしながら歩いるとカタツムリの赤ちゃんも頑張っていました。
年相応に抱えるべき課題を抱えている私ですが、良い方向へ向かった問題もあれば次々と新たな困難が持ち上がる問題もあり、気持ちの休まる時がありません。
コロナ禍で生活が一変する。これは私のこれまでの暮らしにはたいしたことではありません。でも、コロナ禍と共に独り暮らしとなった遠い実家の母や幼い孫達にとってはとっても大事な時間が奪われる事です。そして私にとってもコロナ下での遠距離介護は何倍も大変な事になっています。眠れない日も少なくは無く。
オリンピックと共にまたまた新しい変異株が輸入されてしまったそうですね。輸入済みの変異株は暴れまくり、惨状を生んでいます。さらに新しい変異株も参戦してどうなっていくのか…。
お盆休みという名のオリンピック休暇、民間のPCR検査会社は大忙しだったそうです。でも、これも安心を保証してくれるとは言い難い様で、あれこれ予想外の出来事が起きている様ですね。
かく言う私は以前ネットで入手したPCRキットで陰性を確認しましたが、行動を変えるのは不安でこれまでと同じ行動しか取れませんでした。2ヶ月前のことですが。
9/18追記
PCRキットと書きましたが、PCRと商品説明に書かれている抗原検査キットでした。
オリンピックを見据えて急遽変わった休日も。
カレンダーの赤字と黒字の塗り替えをしていない方々は混乱をしてしまった様です。
ある地方の街に住む友人が以前アイドルのコンサートで全国からファンが集まった時には本気で怒り、地方の小さな県をいじめないで欲しいと言いました。お盆のシーズンには県として県外由来の感染を広報して県境を越えた往来の中止と延期を早くから呼びかけています。ちなみにこの県のワクチン接種率はとても高いです。
切実さが伝わるでしょうか?
他方、私の友人の1人は持病の状態が安定せず、ワクチンをうちたくてもまだうてずにいます。
孫達の生活にも影響はありました。
風邪を思わせる症状の下の子を園の行事には連れて行けず、私たちも手伝いに行けず、ベビーシッターをお願いしたそうです。
そういえばフェルトのおままごとの新作。ケーキも作りました。
6個合わせてホールケーキにしました。
ベビーシッターさんをお願いした日、双子の女子と3人、ケーキで女子会をしたそうですよ。
実家の母は以前ナンクロに熱中していたのですが、この頃大人の塗り絵を楽しんでいます。
昔から編み棒を我が手の様に操りあっという間にセーターを編み上げていた母がどうした事か編み物もする気にならないそうで。何かできることはないかとあれこれ探していたのですが、デイサービスで見かけた塗り絵に関心を持ってくれたので、色鉛筆と簡単な塗り絵をプレゼントしました。私もやってみようかと思いましたが、絵心がないせいかなかなか大変です。
やはり母には敵わないのかも。
そろりウォーキング [ちょっとした出来事]
そろそろ退院してからひと月半になります。
ぼちぼち生活を戻して体力をつけなくてはなりませんが、ジムへ行く習慣もなく趣味のスポーツもない私ですので、暑くなる前にお散歩をすることに。
ウォーキングと言いたいところですが、のんびりそろりそろりと以前のウォーキングコースを歩いてみました。
早朝なので朝露が朝日に光ってきれいでした。
足がだるくなる事も胸苦しくなる事もなく、無事帰宅。少しずつ以前の速度まで戻そうかと思います。
今年は雨が多かったせいか畑でも野菜の出来に変化が。
きゅうりやインゲンが短期間に採れて、あとが続きません。
トマトも一気にたくさん採れましたが、なんとなく水っぽい。
何はなくともトマトとスイカだけは毎年頑張って夫が作付けしてくれるのですが、スイカもひとりじめサイズの小玉スイカです。
まだ採りどきがつかめなくて、少々熟れ過ぎ。
包丁を入れるとピシッと割れます。
ご飯がなくてもトマトとスイカだけでいい、と思った事もあるほど旬のトマトとスイカが大好きです。
あれからひと月経ちました [ちょっとした出来事]
先月の初めに入院治療を受けてからもうひと月経ちました。
できなかった事も少しずつやりはじめています。
先月は母の88歳の誕生日でしたが、こんな状況の中米寿のお祝いは先送りに。それでも何か形になるものをと思い、母の為に買ったバッグのキットを完成させることにしました。
随分前にデパートのキルトフェアで見つけて作り始めていたのですが、この数年それどころでは無い状態が続き、棚の中にしまわれていました。
コロナ禍でおうち時間もたっぷりだし再び始めようかと思ったらかなり集中する針仕事のせいか、身体がついていかず。
今回は治療でかなり体が楽になったので再チャレンジしました。
久しぶりに出してみると、本体、持ち手、蓋部分などバラバラでしつけの状態でした。
キルティングもピースの周りだけで中断。
ここから本体にキルティングして、ダーツを入れ、縫い合わせて内袋と入れ口の始末をして、ファスナー、持ち手、蓋部分を付けて完成です。
ミシンを使わずに全て手縫いにしました。
完成形です。
柔らかくて肌触りの良い生地です。
母は朝昼晩と大切な薬を飲んでいるのでデイサービスに出かけるにも薬の携帯が必要です。
そこで、手元にあったオーガンジーの端切れや薄手の布で小さな袋を縫ってお薬入れも作りました。
画像は、撮り忘れました。
ちなみにこのバッグは岡山の「ここほれわんわん」のオリジナルキットです。通販サイトに可愛い小物のキットもたくさんあります。
買い物に出かけたデパートの催事場のキルト展での購入だったと思いますが、何年前かよく覚えていません。とにかく中断していたせいで数年越しの完成となりました。
先日宅配で母に送りましたが、予想以上に喜んでもらえました。
コロナ禍でなければ、父の米寿のお祝いの時の様に孫達にも声をかけてみんなで会食したり、一緒に旅行の計画もできたのですが今は我慢の時なので。
少しでも喜ばせる事ができて私にも喜びとなりました。
ひと山越えました [ちょっとした出来事]
紫陽花の季節ですね。
少し前に夫が畑で見つけました。
小さな鉢植えから畑で大きな株になり、また挿木で小さな鉢植えになった我が家の紫陽花も今年は花をつけました。
最初ブルーの花をもらって、畑で石灰を施してピンクを咲かせていたのですがベランダの挿木はブルーに戻り始めています。薄いパープルです。
このところの体調不良で検査が続いていましたが、埋め込み型心電計によって心房細動が分かり入院して心臓カテーテルによるアブレーション治療を受けました。動脈を穿刺するので術後数時間は動けませんが、翌日には検査室まで歩いて行きました。
5日間の入院後帰宅したのですが、胸苦しさや疲れやすさが感じられなくなり少しずつ元の生活に戻しつつあります。残念ながらまだウォーキングはしていませんが。
そんな日々ですが、入院前から少しずつフェルトのおままごとを作り始めています。
刺繍糸のあまり糸を使って刺子風に布巾を縫ったり。入院前は集中するとすぐに疲れていたのですが、今は自分がここまでと思ったくらいの時間は続けられる様になりました。
コロナによる緊急事態や私の入院などもあって実家で一人暮らしの母にはもう2ヶ月近く会っていません。毎日電話はしていますが、物忘れがひどくなっているので時々心配でもどかしくなることもあります。ほんとうに早く感染の広がりが抑えられて気兼ねせずに会いに行ける様になってほしいと願っています。
多分こんな状況にある方々は私だけではなく大勢いらっしゃると思います。
自分たちの生存や暮らしを守る事で精一杯な日々、聖火リレーが行われている事を知ってびっくりした私なのですが、間抜けなのは私だけでしょうか?「えっ?このコロナの収束も見えてないのにオリンピックってやるんですか??」と驚いている私は変ですか?
もともと見る気はなかったのですけどね。
「原発があの有り様でオリンピックやるんですか??」ともう大分以前に既に驚いていたので。
先月65歳になった私にも新型コロナワクチンの接種券が送られてきました。
とりあえず可愛い孫たちのためにも老い先短い母の為にも、少しでも早く集団免疫ができます様にと願って予約して先日1回目の接種を受けました。退院してから10日弱ですが主治医の許可もあるので自信を持って受けました。母も2回目を終了したので「少しは重症化を回避できるかなぁ」と、少ーし気が楽になりました。
ワクチン接種で 完全に 感染しない体になるわけでも無いしうつさなくなるわけでも無いので、これまでと生活様式が大きく変わるわけではありませんが、近い周囲を見ていると勘違いしてるかも、と思われる発言があったりして少し心配になっています。
注:完全にという言葉を追加しました。6/17.21:51
皆様、これからも感染防止に心がけましょうね。
少し前に夫が畑で見つけました。
7つ葉のクローバーです。
かなり珍しいと思います。2億5000万分の一の確率とか。
花言葉は無限の幸福だそうです。
コロナが早く収束してみんなが幸福になります様に。
カキツバタ群落 [ちょっとした出来事]
買い物と受診と畑以外ほぼ自宅待機の私なのですが、緊急事態宣言で在宅になっている夫に誘われて近くのカキツバタ群落へ行ってみました。
八分咲きと言うことだったのですが、咲き終わった花がらも多く桜同様今年は早めだったのかもしれないと思いました。
観光花園とは違って自然に手を入れすぎないようにしつつ保護しつつと言うカキツバタの群落です。
私たちがついた時点ではそんなに多くなかったのですが人の姿がなくなることはなく。
せめてとどまる時間は短くしようと考えて、さーっと歩いて撮影して戻ってきました。
花粉の時期から黄砂も心配で、雨降り以外は帽子を目深にかぶり、不織布マスクを着けて上からウレタンマスクで押さえています。
まだ暑くて苦しいと言うほどではないので不都合はありません。
少し人が多いかもしれないと思うときは更に度の無い眼鏡や花粉避け眼鏡を着用します。
最初の緊急事態宣言の少し後に髪をまっすぐなボブにして、万が一美容院にも行けない事態になっても自分でハサミでチョッキンと出来るようにしました。
今は少し短めになっています。
これから汗ばむ季節になりますし、外出してもどったら全て着替えて、汗もウィルスもシャワーで流してはいかがでしょうか。
65歳になりました [ちょっとした出来事]
コロナ禍の中でも季節は移り、色とりどりの草花が買い物の道すがら心を癒してくれます。
高齢者向けのワクチン接種が始まったようですが、自治体によって日程もまちまちな様ですね。
私も65歳となり一応対象年齢です。
というわけで、今年も。
連休ではありますが、流石に帰省は控えて最低限の買い物だけで自宅で自粛していました。夫は畑に夏野菜の植え付けを。
65歳といえばやはりアレです。
少し前に届いていたのですが、それどころではない我が身と実家の事情で書類の準備をすっかり忘れていました。
添付書類が揃い次第発送します。
小さなベランダですが [ちょっとした出来事]
今年の桜は早かったですね。
私が久しぶりに歩いてスーパーへ行く道すがら見た桜は満開を過ぎて散り始めていました。
色とりどりの草花と桜の花びらの薄いピンクもまた可愛いです。
うちの狭いベランダでも気がつけば季節の移り変わりが。
藤の花が今年もたくさんの花房を。
お茶の新芽が出て。
まだまだ小さな鉢植えなので飲むには足りませんが天ぷらくらいなら。
そしてミントも新しく伸びた茎にうぶ毛のある葉が可愛いです。
昨年種まきして摘んだ葉よりも大きくて元気。
狭いベランダですが、植物達の変化に時間の流れを感じました。
何年か前には畑まで歩いて通い、野菜達の成長や生命力に元気をもらっていたなと思い出しました。
心の余裕が無くなっていたことに気づいたベランダでの時間でした。
畑では蕗が大きくなり、かき菜が収穫出来ます。
エンドウと玉ねぎはもう少し。
しばらく行けなかったのでぺんぺん草が伸び、草ぼうぼうです。
周囲の田圃には水が入り田植えへの準備が始まっていました。
夫は4月から新しい職場で新しい仕事を始めています。毎日お弁当を持って電車通勤です。
以前の会社へは車通勤でしたから、慣れない電車通勤で都市部の中心へ通うのは疲れるようです。
もう若くないですからね。
でも、若くない年齢でどんどん新しい事を経験している夫が少し羨ましくもあります。