小さなベランダですが [ちょっとした出来事]
今年の桜は早かったですね。
私が久しぶりに歩いてスーパーへ行く道すがら見た桜は満開を過ぎて散り始めていました。
色とりどりの草花と桜の花びらの薄いピンクもまた可愛いです。
うちの狭いベランダでも気がつけば季節の移り変わりが。
藤の花が今年もたくさんの花房を。
お茶の新芽が出て。
まだまだ小さな鉢植えなので飲むには足りませんが天ぷらくらいなら。
そしてミントも新しく伸びた茎にうぶ毛のある葉が可愛いです。
昨年種まきして摘んだ葉よりも大きくて元気。
狭いベランダですが、植物達の変化に時間の流れを感じました。
何年か前には畑まで歩いて通い、野菜達の成長や生命力に元気をもらっていたなと思い出しました。
心の余裕が無くなっていたことに気づいたベランダでの時間でした。
畑では蕗が大きくなり、かき菜が収穫出来ます。
エンドウと玉ねぎはもう少し。
しばらく行けなかったのでぺんぺん草が伸び、草ぼうぼうです。
周囲の田圃には水が入り田植えへの準備が始まっていました。
夫は4月から新しい職場で新しい仕事を始めています。毎日お弁当を持って電車通勤です。
以前の会社へは車通勤でしたから、慣れない電車通勤で都市部の中心へ通うのは疲れるようです。
もう若くないですからね。
でも、若くない年齢でどんどん新しい事を経験している夫が少し羨ましくもあります。
2月3月は波乱万丈 [ちょっとした出来事]
また長く空けてしまいました。
この2ヶ月は良いことも悪いこともいろいろあって、気の休まる日がありませんでした。
まず私の事。
昨年末に体調を崩しました。
時間の経過とともにほぼ復調していたのですが、2月末にまた同様のことが起こりほぼ1週間寝たり起きたり。
親族の勧めでとうとう心臓の検査を始めました。
今は簡単な手術で身体に検査機器を装着中。
これは年単位でつけていられます。
そして私が倒れて数日後、実家で一人暮らしの母が心房細動で入院。幸い薬が効いて大事にはなりませんでしたが、別の心配も。
電話で話していても、最近物忘れするようになったなぁと本人も言っていたのですが、入院中は拍車がかかり、こちらが不安になるくらい。
友人によるとせん妄ではないかと。
私自身も動けない状態なので他の親族に行ってもらいましたが、電話で話していても日毎にエスカレートしていました。
コロナを警戒してこの一年ほどは一度会っただけで、宅配と電話だけの触れ合いでしたから余計に心配で。
ずっと長く見てきてくださった主治医の勧めで介護認定の審査を受ける事になり、今は結果待ちです。
私の検査や手術の予定もあって審査当日には立ち会えなかったのですが、初対面の方が家に入ってあれこれ聞かれたりするのはなかなかストレスだったようです。ケアマネジャーの方とは何度も電話で話して打ち合わせましたが、ずっと一人で父の世話をしてしっかりしていた母の頑固さは、良くもあり困った面でもあり。
まだ認定前ですが、1人が心配でデイサービスで入浴をと。
ケアマネジャーさんに奔走していただき、週2回の通所となったのですが母の抵抗は大きく、自尊心を傷つけたようです。
「出来ることまでとりあげないでほしい」と言います。
危険に気づかない事が危険ではあるのですが。
そんな時にコロナの再燃が。
利用者さん達は母よりも虚弱な方も多く「私達が実家に毎月帰って母の世話をすることで母への感染のリスクはもちろん、母を介して施設の皆さんに広がるようなことになったら」と考えると、嫌がる母を無理に行かせる意味は?と悩み、母の身体も今は落ち着いているので通所は諦めました。
先日二泊三日で実家に行きましたが(マスク着用で)家で顔を見て話したり一緒に出かけたりしていると、入院中の不穏状態が嘘のようでした。
もちろん物忘れは変わらず、面白いですが。
そして、母の煮る里芋の煮っ転がしはやはり美味しかったです。
認定がおりたらヘルパーさんには入っていただこうと考えています。
出来ることは取り上げない、を基本に。
私も今年ワクチン接種の対象年齢なので、少しは安心材料になるのかなぁと思ったりしています。
そして、嬉しかったことは5人目の孫がコロナ禍の中無事に生まれたことです。
もうすぐ3歳になるお姉ちゃんも大喜びです。
長男の妻は看護師で、妊娠中もパートで総合病院の病棟勤務を続けていました。勤め先の病院ではコロナの患者さんは出ていなかったと言うことですが、マスクとフェイスガードをして患者さんのケアをしていたそうです。
こんな時ですから心配しましたが、お嫁さんのお母様があれこれと助けてくださって無事出産できました。
赤ちゃんは男の子で、1ヶ月検診時体重4,600g、身長55.5センチになりました。
夫の作ったベビーベッドは壊れずに活躍中です
余談ですが、買い物帰りに公園のフェンスにこんな物を見つけました。