平城遷都1300年 [旅行]
何年も前から気になっていた平城遷都1300年。
家族に誘われて日帰りバスツァーに参加する事ができました。
観光バスですので予約した時間に停車、出発ではありますが会場まで直接乗り入れ。
バスを降りたエントランス広場にはお土産やお弁当のショップ、ツァーの案内所などがあります。
買い物は後回しに大急ぎで歩き始めました。
今回復元された大極殿は最初に藤原京から平城京へ遷都した際(710年)の第一次大極殿です。
大極殿屋根
大極殿扁額
これは当時の資料(写経)からスキャンした文字を組み合わせたそうです。
私達が訪れたのは秋の記念祝典前という事で、会場設営の工事中の為にこんな風景になっていました。
大極殿から朱雀門を見ると。
朱雀門から大極殿を見ると。
朱雀門と大極殿の間を近鉄電車の線路が通っており、行き来の為には踏み切りを渡らなければなりませんでした。
大極殿から若草山、東大寺。望遠でちょっとズーム。
平城宮から西大寺方面。
平城宮跡地はとっても広く、はしょりながらほぼ一周して約一万歩弱になりました。
第二次大極殿址。
第二次大極殿というのは二度目に平城京に遷都された際(745年)に建てられたものです。
藤原京→平城京(710年)→恭仁京(740年)→難波京(744年)→紫香楽宮(745年)→平城京(745年)というわけですね。
第二次大極殿址と第一次大極殿。
もう少し近くから。
到着したのが13時ごろで一日数回ある衛士隊の登場に間に合わず、退場するところでした。
このあたりでは天平の衣装を着た可愛らしいお嬢様方が数名。
こちらでは「朱雀門前」と「なりきり体験館」で天平衣装体験が出来るそうですがその方達でしょうか。
衛士の方たちそして復元された門や建物とマッチして良い雰囲気でした。
大極殿の中もフラッシュ禁ではありますが撮影可です。
天井や壁の絵や欄干の装飾。殿内の高御座など華やかな装飾が見事です。
(画像省略)
朱雀門横エントランス広場南側には平城京歴史館があり、北側に遣唐使船が復元展示されています。
入館料、整理券が必要という事で遠くから望遠で撮っただけですが。
大急ぎで歩いて資料も大急ぎで買って…、失敗しました。
バスに乗り込んでから気づいたのですがパンフレット(100円)が日本語のものではなくハングルで書かれていたのです。題字や主要なものの名前は漢字で書かれていたのでうっかりしました。
他に資料を買ったのでパンフはなくても良かったのですが…、この際ハングルの勉強を始めるべきでしょうか。
でも、さすがですね韓国語のパンフも置いてあるなんて。
世界遺産が多い奈良らしいですね。
この後薬師寺へ。
この後まもなく10年ほどの解体再建で覆いがかけられ見られなくなる予定の東塔。
藤原京からの平城京遷都と共にこの地に寺が移った当時のままのものだそうです。
昭和56年に453年ぶりに復元建築された西塔。
金堂の解体修理をした棟梁が千年先を考えて建てたそうです。
そして金堂(昭和51年復元)。
この中に国宝の薬師三尊像がいらっしゃいます。
平成15年に復元された大講堂。
このずっと奥に玄奘三蔵院がありそちらの大唐西域壁画殿に平山郁夫さんの壁画があります。
例年は年3回の公開だそうですが、今年は平城京1300年を記念して通年公開されています。
素晴らしいです。
撮影禁なのでポストカードを購入してきました。
こちら薬師寺では紅白の萩が印象的でした。
今回はお線香やお守り、資料が中心であまりお土産は買わなかったのですが帰路の休憩時も含めて少しだけ。(多いでしょうか?)
柿の葉寿司、巻柿、伊賀上野のお酒、養肝漬。
日本酒は原田酒造大田酒造さんの「半蔵 ひやおろし」
そして夕食用に目についた伊勢芋豆腐。
伊勢芋のシャリシャリがたまりません。
日本酒にぴったり。
という事で日帰りバスツァーで訪れた奈良でしたが、京都と同じく一つ一つをじっくり見たい場所ですね。
いつか又ゆっくり訪れたいという思いを強くしました。
10月5日訂正 伊賀上野のお酒「半蔵」は大田酒造さんの間違いです。 パンフレットも読んでいたのに間違いに気付きませんでした。 申し訳ありません。
家族に誘われて日帰りバスツァーに参加する事ができました。
観光バスですので予約した時間に停車、出発ではありますが会場まで直接乗り入れ。
バスを降りたエントランス広場にはお土産やお弁当のショップ、ツァーの案内所などがあります。
買い物は後回しに大急ぎで歩き始めました。
今回復元された大極殿は最初に藤原京から平城京へ遷都した際(710年)の第一次大極殿です。
大極殿屋根
大極殿扁額
これは当時の資料(写経)からスキャンした文字を組み合わせたそうです。
私達が訪れたのは秋の記念祝典前という事で、会場設営の工事中の為にこんな風景になっていました。
大極殿から朱雀門を見ると。
朱雀門から大極殿を見ると。
朱雀門と大極殿の間を近鉄電車の線路が通っており、行き来の為には踏み切りを渡らなければなりませんでした。
大極殿から若草山、東大寺。望遠でちょっとズーム。
平城宮から西大寺方面。
平城宮跡地はとっても広く、はしょりながらほぼ一周して約一万歩弱になりました。
第二次大極殿址。
第二次大極殿というのは二度目に平城京に遷都された際(745年)に建てられたものです。
藤原京→平城京(710年)→恭仁京(740年)→難波京(744年)→紫香楽宮(745年)→平城京(745年)というわけですね。
第二次大極殿址と第一次大極殿。
もう少し近くから。
到着したのが13時ごろで一日数回ある衛士隊の登場に間に合わず、退場するところでした。
このあたりでは天平の衣装を着た可愛らしいお嬢様方が数名。
こちらでは「朱雀門前」と「なりきり体験館」で天平衣装体験が出来るそうですがその方達でしょうか。
衛士の方たちそして復元された門や建物とマッチして良い雰囲気でした。
大極殿の中もフラッシュ禁ではありますが撮影可です。
天井や壁の絵や欄干の装飾。殿内の高御座など華やかな装飾が見事です。
(画像省略)
朱雀門横エントランス広場南側には平城京歴史館があり、北側に遣唐使船が復元展示されています。
入館料、整理券が必要という事で遠くから望遠で撮っただけですが。
大急ぎで歩いて資料も大急ぎで買って…、失敗しました。
バスに乗り込んでから気づいたのですがパンフレット(100円)が日本語のものではなくハングルで書かれていたのです。題字や主要なものの名前は漢字で書かれていたのでうっかりしました。
他に資料を買ったのでパンフはなくても良かったのですが…、この際ハングルの勉強を始めるべきでしょうか。
でも、さすがですね韓国語のパンフも置いてあるなんて。
世界遺産が多い奈良らしいですね。
この後薬師寺へ。
この後まもなく10年ほどの解体再建で覆いがかけられ見られなくなる予定の東塔。
藤原京からの平城京遷都と共にこの地に寺が移った当時のままのものだそうです。
昭和56年に453年ぶりに復元建築された西塔。
金堂の解体修理をした棟梁が千年先を考えて建てたそうです。
そして金堂(昭和51年復元)。
この中に国宝の薬師三尊像がいらっしゃいます。
平成15年に復元された大講堂。
このずっと奥に玄奘三蔵院がありそちらの大唐西域壁画殿に平山郁夫さんの壁画があります。
例年は年3回の公開だそうですが、今年は平城京1300年を記念して通年公開されています。
素晴らしいです。
撮影禁なのでポストカードを購入してきました。
こちら薬師寺では紅白の萩が印象的でした。
今回はお線香やお守り、資料が中心であまりお土産は買わなかったのですが帰路の休憩時も含めて少しだけ。(多いでしょうか?)
柿の葉寿司、巻柿、伊賀上野のお酒、養肝漬。
日本酒は
そして夕食用に目についた伊勢芋豆腐。
伊勢芋のシャリシャリがたまりません。
日本酒にぴったり。
という事で日帰りバスツァーで訪れた奈良でしたが、京都と同じく一つ一つをじっくり見たい場所ですね。
いつか又ゆっくり訪れたいという思いを強くしました。
10月5日訂正 伊賀上野のお酒「半蔵」は大田酒造さんの間違いです。 パンフレットも読んでいたのに間違いに気付きませんでした。 申し訳ありません。
タグ:平城京 薬師寺
2010-10-05 00:00
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コメント(12)
平城遷都1300年祭に行かれたんですね、わ~先を越された。
私も行きたい行きたいと思っていたのですが、いつでも行けると思っていたら未だに行けず終い。話は聞いていたんです、広いからかなり歩く覚悟をしておいた方がいいよって。ゆっくり時間をかけて見たいからなど思っていたら行けないですよね。
薬師寺にも寄られたんですね、東塔も西塔も見事ですよね。
美味しそうなお土産沢山買いましたね、巻柿ってどんなものですか初耳です。
by enosan (2010-10-05 15:54)
enosanさま
滞在時間1時間半弱ですので、「こんなものがある」という感じで終わりました。
帰宅してから写真を見たり資料を読んだりしながら色々つなげているという感じです。あとひと月くらいでイベントが終わるそうなのでもう一回行きたいですが無理かなぁと。 ^^
薬師寺は東塔が補修に入る前に当時のままの塔をという事でコースに入れられたようです。時間が無くてお隣の唐招提寺までは行けなくて残念でした。
この巻柿は干し柿のスライスをゆずを芯にして巻いてあります。
お昼のデザートにくずもちとこの巻柿が出たのですがさっぱりしていて美味しかったので買いました。
by 畑の帽子 (2010-10-05 17:27)
関東からだと日帰りは難しいだろうなぁ。
伊勢芋豆腐というのは、お芋で作った豆腐??なんですか?
by momoe (2010-10-05 18:56)
momoeさま
東京駅からのぞみだったら京都経由で3時間半くらいでしょうか。
朝早く出て最終の新幹線と考えれば日帰りも可能では?
伊勢芋豆腐は以前ご紹介した自然薯豆腐のような感じで伊勢芋入りの大豆のお豆腐なんですが伊勢芋のチップも入っているのでシャリシャリ部分があるんですよ。これはいけます。 ^^
by 畑の帽子 (2010-10-05 20:28)
日帰りで名古屋からバスツアーで行けちゃうんですね。
せんと君はいなかったんですね、残念!
by MERRY (2010-10-06 10:48)
すっかりご無沙汰してしまいました。
よかったら、またよろしくお願いいたします。
奈良の平城遷都1300年祭、行って観たいですね。
定期観光バスがあるんですね。もしかしたら11月の末に行けるかも・・・
行けたらいいなぁと、この記事をよんでますます思いました。
1日回って、疲れなかったですか。
何しろ、こっちからだと遠いので疲れないかと心配です。
by ムーミン (2010-10-06 13:49)
MERRYさま
今回は個人的な旅ではなく予定も決まっていたのですが、京都、奈良、大阪、神戸あたりは公共交通機関も充実しているのでらくらく日帰り範囲ですよ。 ^^
せんとくん、きぐるみさんはいませんでしたけどあちこちで見かけました。
by 畑の帽子 (2010-10-06 17:44)
ムーミンさま
お久しぶりです~。
ちょっと心配していましたよ。
イベントは来月初め頃に期間の終了を迎えるようですが建物はそこにあるので私もまた行ってみたいなと思っています。
会場で見学する建物や展示室もさることながら建物の址をぐるっと回るだけでも結構広いです。今回展示室的なところには入らずにぐるっと歩いて1時間くらいで約1万歩弱でしたよ。しばらくウォーキングをなまけていたのでちょっと疲れが出ています。でも、普通に体を動かしている方なら別にどうってことはないのではないかと。 ^^
ぜひ奈良市内に宿泊して早朝からお寺の散策をしたりゆっくり仏様方とお話をしていらっしゃる事をお勧めします。
実は、私のしてみたい事なんですけどね。(笑)
by 畑の帽子 (2010-10-06 17:57)
雄大でのびのびした建物群ですね~。この時代にしばしタイムスリップして
歩いてみたいです。まるで異国の風景ですね。
前回の小さい秋のドングリさんがとても可愛かったです。
by ラック (2010-10-07 22:49)
ラックさま
遺跡や古い歴史に触れる場所はいいですね。
何だか不思議な気分になります。
あのどんぐりに心を留めてくださるなんてさすがラックさんです。
可愛いですよね。 ^^
by 畑の帽子 (2010-10-08 17:52)
奈良へ行かれましたか。また秋の奈良も格別ですね。
by 水郷楽人 (2010-10-09 17:23)
水郷楽人さま
はい。
ようやく行けました。 ^^
まだ日中は少し気温が高めでしたが、軽く汗ばむ程度で快適に歩いて回れました。
by 畑の帽子 (2010-10-09 19:59)