シラタマホシクサとナガバノイシモチソウ [好きなこと]
ようやく 市内のシラタマホシクサの開花を確認に行って参りました。
狭い フェンスで囲まれた場所ですが 昨年の枯れ草の中の白いフワフワ状態よりは 少し青々した状態でした。
この隙間からの撮影です;。
特に説明はいたしません。
ワレモコウも発見。
フェンスの外にも。
そして 意外にも まだ ナガバノイシモチソウが たくさん咲いていました。
昨年は 時期が遅く 撮影が出来ませんでしたが 今年は わりとわかり易く撮れたので(フェンス越しにしては)ご紹介します。 ここは 年に一度の一般公開日以外は入れません。
<ナガバノイシモチソウ 赤花 >
腺毛がわかります。
可愛いお花の先に待っているのは…。
…。
1968年に愛知県の天然記念物に指定されています。
ナガバノイシモチソウは、湿地に生息するモウセンゴケ科の1年生食虫植物で、葉の表面や縁にある腺毛から甘く匂う粘液を分泌して、昆虫類を捕えて消化し、養分の一部とします。葉に対生して茎の反対側に花軸を出し、淡紅色の小さな花が、下から順に咲き上がってきます。
花は普通5弁で、赤花(淡紅色)と白花の2種類があります。
2007-09-21 17:54
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コメント(10)
1年に1度しか入れないんだ、よほど気をつけていないと見過ごしてしまうね。天然記念物の群生地だから仕方がないか。
by enosan (2007-09-21 18:10)
enosanさま
ずいぶん前に一度見学会に行ったのですが 夏の暑い盛りに大勢の方が参加されていました。
ついつい暑いと出かけるのをしり込みしてしまい 迷っているうちに日が過ぎているというのが実情です。
でも、 こうして この時期にも見られるとわかったのは 収穫です。^^
by 畑の帽子 (2007-09-21 18:44)
湿地に咲く花々、弱々しいところもあり、そんな環境を守るとなると制限が必要ですね。でも今年も公開できるというのも有り難い。来年もこのまま公開できることを願いたいものですね。。
by (2007-09-21 19:43)
シラタマホシクサ これが満開の状態なのでしょうか。
ワタスゲにも似ているような・・・不思議な花ですね~
ナガバノイシモチソウも初めて見る花ですが
こんな可愛らし花をつけて虫さんをおびき寄せているのですね^^
by タックン (2007-09-21 21:12)
水郷楽人さま
毎年 広報で 公開日のお知らせを見るたびにホッと安心しているような…。
絶滅危惧種 こんな言葉をこの頃 実感を持って見ています。
by 畑の帽子 (2007-09-22 14:07)
タックンさま
この小さな丸いお花が 実は小さな花の集まりだとは…。
花が開いているものを撮ろうとしたのですが 細かい虫がいっぱい集まっていたので あえて閉じた花の集まりのほうを記事に。 ^^
ナガバノイシモチソウも 食虫植物だと思って見ると なにやら…。
でも、お花は 素朴なかわいらしいお花です。
by 畑の帽子 (2007-09-22 14:19)
シラタマホシクサ、まさにその名前の通りのかわいい花ですね。
ナガバノイシモチソウの花の美しさにつられて近づいた虫たちが触手(笑)の餌食に。。。天然記念物なんですね。年に一度しか一般公開されないなんて、貴重なお写真ですね!
by SAMEDI (2007-09-22 16:26)
SAMEDIさま
この写真は 公開日ではない先日、 フェンスの隙間からレンズが出るようにして撮影しましたが 狭いのが幸いして(笑)どうにか撮れました。広かったら うまく入らなくてイライラしたかも?
フェンスはありますが その周囲は自由に出入りできるので 外からならいつでも見られるんですよ。 ^^
きれいな花にはとげがある。可愛い花には 落とし穴が?
by 畑の帽子 (2007-09-22 17:20)
ナガバノイシモチソウ、こんなに可愛い花が咲くのに、食虫植物なんですね。くるっと巻いて、食べちゃうのかな。
小学生の頃は、食虫植物、育ててみたいな、と思ったこともあったけど・・・。今は・・・。
by MERRY (2007-09-23 09:58)
MERRYさま
私も実際こんなに身近に食虫植物が見られるとは 思ってもいませんでしたが モウセンゴケといい、このイシモチソウといい、あるものです。
ナガバノイシモチソウは 最後の画像でもわかるように 葉からフリンジのように出ている腺毛から出る粘液で小さな虫を捕らえて消化するようです。
この画像でも 黒い細かい虫がたくさん捕らえられているのがわかるでしょうか。^^;
by 畑の帽子 (2007-09-23 10:45)